【東京おもちゃショー2011】発明者のメファート教授来日! ますます広がる『3D ギアキューブ』ワールド
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6月16日から19日にかけて東京国際展示場(ビッグサイト)で開催された、日本最大のおもちゃの見本市『東京おもちゃショー2011』。タカラトミーアーツは、2月に発売したギア状のキューブを組み合わせたキューブパズル『3D ギアキューブ』の新シリーズを出展しました。会場には同製品や『ピラミンクス』を考案したメファート教授も来訪。今後のシリーズ展開について語りました。
『3D ギアキューブ』は、ギア状のキューブを組み合わせた構造で、アートっぽいデザインとメカニカルな動きが特徴。各辺の中央に配置した『エッジキューブ』により、回しても動かない部分と連動して動く部分が生まれるため、「一見動くはずなのに動かない」「そろうと思っていたキューブがそろわない」という視覚的な混乱が起こります。『ルービックキューブ』が難易度9とすると、こちらは難易度8で、少し難易度が下がっています。
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これに対して、6月に発売される新製品『3D ギアキューブ マスター』は、難易度10と上級者向けのパズル。『エッジキューブ』がギア状のものとストレートなものの2種類になり、動きの自由度が増えて難易度をアップさせています。価格は2625円(税込み)です。
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10月には『3D ギアキューブ トランスフォーム』が登場。すべてのキューブがギア状になっているだけでなく、キューブを引っ張ってスライド変形させることで動きの自由度が広がるという、複雑な機構を採用しています。難易度は8.5と、『3Dギアキューブ』を少し難しくした難易度。価格は2520円(税込み)です。
会場を訪れていたメファート教授は、さらに新しいパズルを提案中とのこと。『3Dギアキューブ』を手にとって、「キューブとキューブの間にもシールを貼って、色をそろえさせたらさらに難しくなるんだよ」と、アイデアは尽きない様子でした。今後は『ギアキューブ』以外のラインアップが登場する可能性もあるとのこと。今後もシリーズの展開から目が離せなくなりそうです。
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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