【Interview】スタジアムの興奮をその場で!大ヒットライブ共有型スポーツニュースアプリに密着

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日本シリーズやラグビーワールドカップで、この秋、大いに盛り上がったスポーツシーン。

観戦の仕方も、ここ数年で多様化。スポーツバーを筆頭に試合を鑑賞できる場も、年々増えているという。

その動きはITにも波及。先陣を切ったのが、今回ご紹介する「Player!(プレイヤー)」だ。

ダウンロード数は、すでに1万件を突破。2015年の“新着ベストApp”に選出されるなど、今後の成長が期待されるアプリの1つである。

新たな機能を実装し、波に乗る同サービス。ookami(オオカミ)、代表取締役共同経営者、尾形 太陽(おがた たいよう)氏に話を聞いた。

・熱狂の“瞬間”をリアルタイムで提供

Q1:「Player!」提供のきっかけと経緯をお聞かせください。

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「Player!」は、世界中のスポーツの情報を整理し、最適な形で流通させることをめざしています。

マスメディアや既存の媒体では提供が難しいスポーツの価値を、インターネットやスマートデバイスによって、新たな形で提供します。

Ookamiは、そのような世界を実現できるチームによって、立ち上がりました。「Player!」はプロトタイプを経て、今年4月に生まれたものです。

Q2:今回新たに「LIVE」機能を実装されたそうですが、これによってアプリの使い勝手は、どのように変わったのでしょうか。

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スポーツの最大の価値は、ライブにあります。仮に今、日本代表の試合があるのであればその価値は“今”にあり、明日の朝刊や深夜のハイライトでは、少し遅いのです。

スマホというイノベーションとアプリの進化によって、そんな“今”に、いつでもどこでもアクセスできるようになりました。スポーツの感動や熱狂を、紙やテレビでは得られなかった体験を、リアルタイムで提供するのが新しい「LIVE」機能です。今後の展開にも、どうかご期待ください。

・目標はアプリ1つでスポーツ観戦が完結する世界

Q3:新着ベストAppに選出されるなど、着々と人気アプリ道を突き進んでいますが、これだけの反響を得た理由は、どこにあると思われますか。

小さな第一歩を踏み出しただけなので、挑戦と勝負はまだまだ続きますが、優秀なチームとパートナーなくして、スタートすることはできませんでした。

スポーツの未来へ向けた新たなユーザー体験を、確かな技術で具現化できるチーム、その未来を信じてくださる媒体運営者さまの存在があったことは、大変な幸運でした。

Q4:今後の展開について決まっていることがありましたら、教えてください。

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動画や音声などのライブコンテンツの拡充です。スポーツビジネスにおいて、最もチャレンジングなポイントでもあります。

現在は、テレビやスタジアムのセカンドスクリーンとして価値を提供できていますが、中長期的には、アプリ一つでもスポーツ観戦が完結できてしまうような世界をめざしています。それをワールドワイドでできないか、日々悩み、奮闘しているところです。

また、それらを最速で実現させるためのエネルギー源として、資本提携とサービスの収益化にも、取り組んでいきます。

来年はいよいよ、リオデジャネイロオリンピック。スマホ片手に臨場感あふれるライブを、満喫してみてはいかがだろうか。

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Techable

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