自宅でロボットを作って技術を学ぼう!六本脚のクモ型ロボット「STEMI」が楽しそう

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このところ話題にのぼることが多い“飛行ドローン”をはじめ、ロボットは昔に比べ身近な存在となってきた。

ロボットを通じて、科学、テクノロジー、工学、数学的な発想や技術に、多くの人に触れてもらおうという試みが「STEMI」である。

もともと、クロアチアの非営利団体Bura Znanja(“知識の風”の意)から派生して、4年前に誕生したプロジェクトだ。

・自宅で“六本脚のクモ型ロボット”をつくろう

このロボットは、六本脚のクモのような形状をしていて、必要なものはキットが一式セットになっているので、誰でも自宅で手軽にロボットを組み立てられるという。

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キットの内容は、Arduinoをベースとした回路基板用のパーツ(Bluetoothモジュール、USBバッテリーチャージャー、電圧調節器、LEDインジケータなど)、リチウムイオンバッテリー、ワイヤー、ボディパーツ、脚パーツなど。必要な部品は揃っている。

・製作工程はチュートリアル動画を参照

製作工程はビデオチュートリアルとして公開されているので、段階に応じて、つくり方を動画で見ながら進めていけるので安心だ。

・スマホからコントロール可能!

「STEMI」のロボットは、自然の虫から着想した3タイプの歩き方を実行したり、高さを変更したり、複雑な動きをさせたり、ダンスをさせる、なんてこともできてしまう。スマートフォンをリモコンのようにして、遠隔コントロールが可能だ。

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ユーザーは、ロボットをつくり上げる過程で、3Dモデリング、電子構造、Arduinoのプログラミング、モバイルアプリのプログラミングなどを、自然と学ぶことができるという仕組み。

・Indiegogoで出資受付中

「STEMI」の対象年齢は13才以上。チームでは、プラットフォームの情報をすべて公開することにしており、誰でもアクセスしてソースを利用したり、ロボットを自由にカスタマイズできるようにする意向だという。

現在、クラウドファンディングIndiegogoで出資受付中で、すでに目標金額の1万6千ドルを突破している。“マイロボット”を自作して、子どもから大人まで幅広く楽しむことができそうだ。

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