定番パズルゲームにRPG要素をミックスした『さめがめファイター』がゆるやかにハマる

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定番パズルゲームにRPG要素をミックスした『さめがめファイター』がゆるやかにハマる

モンスターと戦うRPG要素を加えたマインスイーパー『マモノ・スイーパー』で僕たちの時間を盗んでいったHojamaka Gamesが、新作Flashゲーム『さめがめファイター』を公開しました。今回もだれでもルールを知っている定番パズルゲームにRPGの戦闘要素をミックスして、分かりやすく中毒性のある作品に仕上がっています。

ベースとなっている『さめがめ(samegame)』は、1985年に雑誌へ投稿された日本のパソコンゲームがオリジナルとされており、その後移植やアレンジにより多くのバージョンが存在する定番パズルゲーム。画面に並んでいるコマから、同じ種類のコマが2コ以上並んでいる場所を選んで消していき、消せるコマがなくなった時点でゲーム終了になります。消えたコマの上のコマは下に落ち、縦1列のコマが消えたら、その右にあるコマが左に移動するというルール。

『さめがめファイター』は、『さめがめ』をプレイして相手のモンスターと戦うゲーム。コマは剣、斧、盾、薬、火の玉の5種類で構成され、消したコマの種類に応じて攻撃、防御、回復という戦闘コマンドを入力していくことになります。火の玉は「テンションアップ」のコマで、次に選ぶコマの値を消した数だけ加算できるというもの。

相手のモンスターは、時計のマークに記載された数が行動のターンとなっており、「3」と記載されていたら3回の行動を1セットにして繰り返します。たとえばスライムなら「何もしない」「何もしない」「攻撃」が1ターン。プレイヤーのコマンドとモンスターのターンによる行動でヒットポイントを奪い合い、自分のヒットポイントがゼロになったらゲームオーバー。相手のヒットポイントをゼロにしたら勝利で、10ステージ、全10体のモンスターと戦闘を繰り広げます。

『さめがめ』はひたすらコマを消していくのに対して、『さめがめファイター』はいつ、どのコマを消すかが重要になるため、緊張度と戦略性が大幅にアップ。防御を固めて相手の攻撃を受けながら、それまでに集めておいた攻撃のコマをまとめて消して反撃! など、パズルを解く爽快感とRPGの戦闘シーンの興奮が同時に味わえるのがポイント。

今回も「時間泥棒!」と言いたいところですが、ステージクリアのステータスはブラウザに保存されるので、1回のプレイ時間は短く済ませることができます。サクっと遊んで、仕事に戻りましょう。やり始めると止まらなくなるので、自制心は必要になりますが……。こちらにハマった人は、同じ作者の『マモノ・スイーパー』も遊んでみることをオススメします。

さめがめファイター

この時間泥棒!RPG的マインスイーパー『マモノ・スイーパー』がスゴい

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shnsk

宮原俊介(編集主幹) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長を務める。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

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