「Yahoo!スパイク」と「Yahoo!アタック」って何?

『Yahoo! JAPAN』は日本を代表するポータルサイトのひとつである。そして、そこに掲載されている『Yahoo!ニュース』も絶大なアクセス数を誇る人気コーナーだ。『Yahoo!ニュース』は自社でニュースを書くことはないが、多くのニュースサイトに掲載されている記事を転載し、巨大なニュースポータルとしての地位を確立している。

もちろん、掲載する記事を『Yahoo!ニュース』が徹底して精査しているので、本当におもしろい記事、スクープな記事、重要な記事のみが掲載される。よって、『Yahoo!ニュース』のトップページに掲載される記事は微々たる数だが、掲載されたら最後、すさまじいユーザー数が記事の配信元に流入し、とんでもないアクセス数になる。

たとえば、A社のニュースが『Yahoo!ニュース』に掲載されると、同時にA社に対するリンクも掲載される。また、記事に関連したサイトやブログ、ニュース記事などのリンクも貼られるので、貼られたサイトにはとんでもない数のユーザーがアクセスすることとなる。

場合によっては、あまりのアクセス数にサイトに負荷がかかり、サーバーが重くなったり落ちたりすることもあるという。そんな状態を「Yahoo!スパイク」と「Yahoo!アタック」というのだ。

記者が『ブログ炎上 ~Web2.0時代のリスクとチャンス』を出版したことでも有名な、株式会社ゼロスタートコミュニケーションズ専務取締役の伊地知晋一氏にお話をうかがったところ、「Yahoo!ニュースにリンクが載ると、急激にアクセスがある。そのことをニュースサイトの ITmedia ではYahoo!スパイク、livedoor ニュースではYahoo!アタックと呼んでいました」とのこと。

リンクを貼られたニュースサイトやブログにとって非常にありがたい「Yahoo!スパイク」。当ニュースサイトもYahoo!スパイクにあやかりたいものである。

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