新宿ランチ:薄く軽い衣が上品な天ぷらを堪能!ーー船橋屋本店(味★5 混雑度★5)
ガジェット通信スタッフがおすすめするランチをレポート。本日紹介するのは新宿三丁目にある「船橋屋(ふなばしや)」さんです。
ランチレポ:船橋屋
新宿三丁目、マルイとビックロに挟まれた路地を曲がると風情のある看板が見えるはず。創業明治19年と約130年もの歴史を誇る船橋屋の天ぷらは、生きているうちに一度は舌鼓を打って損ないでしょう。ランチ時や夕食の時間は並ぶこと必至ですが、「今日は絶対ココで食べる!」という気合を持って臨みたいところです。
■営業時間:11:40~22:00
■アクセス:東京メトロ新宿三丁目駅から2分ほど
たべたもの「天ぷら・お食事A」
■たべたもの:天ぷら・お食事A
■値段:1850円
■内容:天ぷら(魚介3種、野菜2種、かき揚げ)、ご飯、味噌汁、お新香)
■たべた日時:2015年9月20日日曜日11時50分入店
味
★★★★★:
まずは、ご飯と味噌汁などが供されます。お米はちょっと緩めで天ぷらに合う炊き加減。味噌汁はアサリでした。どちらもお代わり自由なので、お新香を挟みつつ遠慮なく頂いて、本命の天ぷらがやってくるのを待ちます。
ちなみに、天つゆと自然塩のほかに、ハーブソルトと藻塩(もしお)が用意されています。特に藻塩は万葉集にも咏われているという古代からの塩で、ざらっとした舌触りが特徴。これらを食べ比べてみるというのも楽しいのでは。
この日の魚類は、きす、あなご、そして海老の3種。きすは、胡麻油の風味が効いている衣の軽さとほのかに感じさせる白身の脂が絶妙。反面、海老はしっかりと衣に包まれていて食べごたえがアリ。食材によって揚げ加減を変えているのが分かります。いずれも上品な味わいで、大人の天ぷらという印象です。
野菜類はかぼちゃとピーマン。どちらもさっと揚げられており、薄めの衣が野菜本来の味を引き立てています。ピーマンはその苦味を衣がやさしく包みこんでいる感じが素敵。かぼちゃは逆にその甘さに負けない舌ざわりを楽しめます。
かき揚げは、小海老がふんだんに入れられていて食べごたえあり。サクサクした衣の中にしっとりとした食材の瑞々しさが感じられ、これだけでごはん一杯分いけます。
サービス・混雑度
★★★★★:
1Fはカウンターになっており、職人が目の前で揚げる様子を見つつ、会話を楽しんだり出来ます。が、それだけに人気ですぐに席が埋まってしまいます……。
大人数で来店する際や、1Fが満席の時には2Fへ。4人がけと2人がけの席が並んでいます。こちらも十分に風情がありますが、多少残念な気持ちになりますね……。
とはいえ、2Fでも職人がその場で揚げており、その手さばきを見ることが出来ます。食材が盛られている様も、眺めているとワクワク感が高まるはず。「ジューッ」という音をBGMに自席までやってくるのを待ちましょう。
評価
ボリューム:ごはん・味噌汁おかわり自由。しっかり食べたいという時もOK。
オーダーの早さ:天ぷらが登場するのは10分後くらいです。
混雑具合:ランチ時は行列覚悟。
その他:お財布に余裕があるならコース。入門には天丼を。
※データ・掲載情報は取材日時のもので、変更されている場合があります。
※記事内容は記者自身の感覚に基づくものです。
詳細情報
店名:船橋屋本店
メニュー:
天ぷら・お食事A 1850円
天ぷら・お食事B 2980円
桐 3850円
天丼 1320円季節の味覚コース 4500円
電話:03-3354-2751
場所:東京都新宿区新宿3-28-14
店舗情報:http://tempura-funabashiya.jimdo.com/
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乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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