オンラインで一眼レフカメラのシミュレーションができるサイト
一眼レフカメラって複雑な設定や用語がたくさん有ってわけわかんねーべ。とりあえずカシャカシャ撮ってみたけど、どうも暗かったり明るすぎたり良い感じに撮れないとお悩みのあなた。
カメラ用語になれつつ実際にどのような絵になるのかシミュレーションできるサイトがあるので紹介したい。このサイトは女の子が風車を手に持ってる様をシャッタースピード、ISO感度、F値などを設定し、どれをどう触れば明るくなり逆にどうしたら暗くなるのかを実際に見せてくれる。
ISO感度の設定では数値が低いと暗いが粒子がそれほど粗くなくノイズも目立たない。逆に数字を上げると明るくなりノイズも出てくる。更にあげると白飛びしてしまう。
またシャッタースピードは1/2000秒から1秒まで設定可能。もちろんシャッタースピードは速ければ速いほど、ブレが少ないのだが、そのぶんシャッターが開いている時間が短いので明るさが足りないことがある。1/2000秒なんてほとんど光量が入らないレベル。
またモードはシャッター優先のTv(Time value)、絞り優先のAv(Aperture value)とマニュアルの3種類から選ぶ事ができる。残念ながらAutoシャッターモードはない。
さてこれでベストな撮影方法とはどのような設定だろうか? まずまわっている風車はシャッタースピードを上げすぎず止まっているように見せないことが大事だ。躍動感を付けつつブレを残すのも必要。しかし肝心の被写体(女の子)がぶれていては台無しだ。幸いに被写体は立っているだけで動いてないのでシャッタースピードは1/100程度に抑える。
また、せっかくの晴れ空が眠たくならないために、明るさ調整。ISO100、F値9といったところだろうか。このF値はレンズにより設定できる範囲が異なるが、このシミュレーターは2.8まで下げることができるようだ。実際屋内で撮影する際はシャッタースピード、ISO感度、F値で明るさを保つ必要がある。またF値を下げた場合はシャッタースピードを上げられるメリットもある。
しかしこの写真は屋外のため、逆に白飛びに気を遣わなければいけないようだ。
一眼レフカメラに興味ある人は是非このサイトで触りまくってはどうだろうか? 今回説明できなかった設定も数多くあるぞ。
画像:『Online SLR Camera Simulator』より引用
一眼レフカメラシミュレーター『Online SLR Camera Simulator』
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