これぞ究極の自家発電システム!自転車のペダルを漕いで、電子デバイスを充電しよう
通勤に買い物に。毎日のように自転車に乗っているなら、ふと「自転車を漕ぐエネルギーを、電子ガジェットの充電に用いられたらいいのに……」なんて思ったことはないだろうか。
・Kickstarterで成功したプロジェクト
そんなあなたには、Aaron Latzke氏、David Delcourt氏のチームが開発した、「Siva Cycle Atom」という自転車のバッテリーがおすすめ。
2013年にクラウドファンディングKickstarterで資金集めに成功し、その翌年に市場販売化が実現した。
・自転車のペダルを漕いでデバイスの充電に
自転車のペダルを漕ぐと、そこで発生するエネルギーを集めて、デバイスの充電がおこなえるという便利なツールである。ペダルを漕いで自転車のライトを点灯させる、あの仕組みと同じような原理だ。
・自転車の後輪に設置、負荷もほぼなし
「Siva Cycle Atom」は自転車の後輪部分に装着する。
これはバナナ1本分程度の重さしかなく、認識できるような負荷を感じさせないので、走行の妨げにはならないという。
・500mAのエネルギーを発電
自転車が動くと、そこから発生した運動エネルギーをバッテリーのジェネレーターに集める。
およそ500mAの電力を生み出し、USBで接続して、ただちに電子デバイスの充電をおこなえる。これはコンピューターにスマートフォンをつないで充電したときと、同じくらいの充電スピードだ。
・バッテリーパックに電力を溜めておくことも可能
また、「Siva Cycle Atom」にはバッテリーパックが搭載されており、発電した電気を蓄電しておき、後ほどデバイスの充電に用いるような使い方もできる。
最大で1750mAhまで蓄えることが可能で、これはバッテリーゼロ状態のiPhone5をフル充電状態にするくらいの量だという。
・発電エネルギーを無駄なく蓄電
自転車を漕ぎながら、電子デバイスを充電しておき、デバイスがフル充電状態になったら、余ったエネルギーはバッテリーパック内に保存されるので、エネルギーを無駄にすることがなく、同時にデバイスの過充電を防ぐこともできるというわけ。
・水にも強い!
「Siva Cycle Atom」は耐水仕様になっているので、どんな天候のときでも使えるのも心強い点。
価格は129.99ドル、Amazonなどで販売展開中で、世界各国に配送対応可能。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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