海外旅行の安全対策に!世界各国の安全情報に特化したアプリ「Sitata」がたのもしい
涼しくなり、秋の気配が近づく9月。猛暑が去ったこの時季に、夏休みを取る人も多いことだろう。
今なら海外旅行は、オフシーズンでがくんと値が下がり、かなりお得。
しかし、浮かれてばかりもいられない。テロや災害、疫病などで国際情勢が危うさを増す昨今、現地の安全確認には特に気を配る必要がある。
・世界各国の安全と健康に関する情報を細かく提供
そこでご紹介したいのが、世界各国の安全情報に特化したアプリ「Sitata」だ。
旅行の渡航先となり得る国々を、専門家が監視。各地域で起こっていることから、それに対する施策までを細かく通知してくれる。
渡航前はもちろん、現地に行ってからも大いに役立つこと請け合いのサービスである。
「Sitata」の原型は、GPHINというカナダのプログラム。感染症の発生をマークするため、カナダ保健省のドクター、ロナルド・セント・ジョン氏と彼のチームによって作成され、SARSの早期発見にも貢献。一躍、世間の注目を集めた。
旅好きでもあるドクターたちは、このシステムを世界各地の旅行者のために応用しようと考え、開発をスタート。高度なソフトウェア・アルゴリズムを使用した、海外旅行のための監視システム、「Sitata」を誕生させた。
・医療関係者、企業にとっても利用価値大
アプリには、病気の発生や抗議デモ、天候などの情報が、ほぼリアルタイムで提供される。
現地の病院の場所と連絡先も閲覧できるし、アプリ内のコミュニティで、自分の目的地と同じ場所へ行った人の体験談を、見ることも可能だ。
事前に渡航先を入力しておくことで、そこに特化した情報を、集めてくれる機能もあり。わずか数分で、パーソナライズされた安全・健康情報をゲットできるのだ。
旅行者のみならず、医療関係者やグローバル展開企業にとっても、大いに役立つ本アプリ。ホームページ上からサインインすれば、すぐ利用することができる。
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。