ヨーロッパのゲームセンターは閑古鳥が鳴いている
世界中にゲームセンターはあれど、日本ほどゲームセンターが賑わっている国はない。中国や香港はまだしも、バングラデシュやインドのゲームセンターは1ゲームの価格が高額なために富裕層しか遊べず、しかもそんなに富裕層が多いわけではないので、客はまばら(ひとりも客がいないことがよくある)。
しかし、客が少ないという点で言えばヨーロッパのゲームセンターも同じで、閑古鳥が鳴くほど客がいないゲームセンターが多い。
もともとゲームセンターで遊ぶという文化が浸透していないというのもあるが、ヨーロッパにはゲームセンターの数が少ない。たとえばスペインのランブラス通りにあるゲームセンターはインターネットカフェを併設しているが、やってくる客といえばインターネットカフェ目当ての人ばかり。1ゲームの価格は決して高額ではないのだが、客の入りはかなり悪い。
世界規模でゲームセンターを見てみると、賑わっているのは日本と北米くらいであり、アジア各国やヨーロッパではポピュラーな遊び場として認識されていない。ゲームセンターに行くくらいなら、家で Wii や PS3 をして遊んだほうがいい。そう考えている人たちが多いという。
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