毛利名人は世界初の社員ゲーマー
毛利名人といえば、高橋名人とシューティングゲーム『スターソルジャー』で壮烈な闘いを繰り広げた伝説を持つ、スーパーゲーマーのひとりだ。そんなゲーマーの毛利名人は、週刊ファミ通編集部で社員のゲーマーとして活躍していた。
実は “社員のゲーマー” という人物はゲーム業界にとても少なく、週刊ファミ通とゲーマー契約(ゲームをやり込むこと専門のスタッフ)を結んだ、第一人者とされている。そう、どこのゲーム雑誌編集部でもゲーマー専門の社員は皆無であり、ゲームをやり込むにしても編集やライターを兼任している場合が多い。
だが、毛利名人は週刊ファミ通とのゲーマー契約であり、原稿を書いたり編集をしたりすることなく、とにかくゲームをやり込むことが仕事となっていた。とはいえ、けっこう原稿は書いていたようである。
ここでいえることは、ゲーマーの地位向上や、ゲーマーでも社員や契約社員になれるという実例を築き上げた毛利名人の功績は大きいということ。現在はゲーマー以外の仕事にも手を広げて活躍している。
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