さらに牡蠣を増量した限定ラーメン『牡蠣の冷やし味噌そば』を食す @『貝ガラ屋』相模原
あの貝出汁を使ったラーメンを得意とする『貝ガラ屋』が、夏の限定冷やしラーメンとして
『牡蠣の冷やし味噌そば』
を出して来たので食べに行ってみました。今回は『貝ガラ屋』にしては珍しく“味噌ラーメン”で来たのは意外ですが、筆者も好きな“牡蠣”を大量に使用したラーメンとの事なので期待していまいます。
『牡蠣の冷やし味噌そば』を食す!
前回の限定ラーメン『牡蠣冷やしラーメン』も実に『貝ガラ屋』らしいラーメンで、得意の牡蠣の旨みをがっちり感じる事の出来る実に美味しいラーメンでした。
今回はそれを進化させ、さらに牡蠣を追加し“ドロそば”くらいまでの濃厚さを出したとの事で、これは牡蠣好きには堪らないラーメンですね。
と、言う訳で迷う事も無く券売機で“限定800円ボタン”を押して食券を購入しました。
結果、筆者の前に『牡蠣の冷やし味噌そば』がやってきました。
さらに濃度が増した牡蠣の風味
いつも『貝ガラ屋』に入ると貝の良い香りに包まれますが、今回も牡蠣の香りが充満していました。
「冷やしラーメンで、この香り……どんだけですか!」
熱いスープのラーメンであれば、そのスープの香りが立つのは当たり前ですが、スープの冷たい“冷やしラーメン”でここまで牡蠣の香りが立つのは凄いですね。
スープを啜ると、その牡蠣独特の風味が口中に広がります。これは前回のスープよりも、確かに牡蠣感がパワーアップしていますね。
っていうか、あまりに牡蠣が強いので“味噌ラーメン”である事を忘れてしまうくらいです。
麺は細麺でスープとの相性も良し!
今回も麺は今までの”限定冷やしラーメン“と同じ細麺を使っていますが、茹で方を変えているらしいです。
なんでも前回よりも長く茹でる事で、麺のボリュームと存在感を増してみたとの事。
普通に考えれば“時間を長めに茹でる”と言うのは、マイナス要素に思えますが、今回の麺も仕上がりはバッチリでした。
ここら辺は麺の特製もありますが、冷やしラーメンなので水で麺を締める為に、ある程度の余裕があると言う事でしょう。
今回はさらに強いスープになっているので、この手法は正解な気がしますね。前回と同じ麺の茹で方だったらスープが立ち過ぎてしまいます。
和のテイストを盛り込んだ具材
そして今回、筆者が特に感心したのは、いつもと違う具材の数々です。
『牡蠣の冷やし味噌そば』には“冷や汁風”と言うテーマも隠されていて、これらの具は“冷や汁”を意識したらしいです。なので
「豆腐、刻み生姜、柴漬け、胡瓜、青海苔」
と言うラーメンにしては変わった具材がプラスされています。いつもと同じなのは美味しいメンマと、低温調理でしっとり仕上げられたチャーシューくらいでしょうか?
個人的には“豆腐”も面白かったのですが、やはり“柴漬け”のインパクトが良かったですね。
かなり牡蠣の強く出た“濃厚な冷やし味噌ラーメン”なのですが、最後に加えられる“ライムオイル”と“柴漬け”のおかげで、意外とクドくないラーメンになっています。
特に“柴漬け”は食感的にもアクセントになるので、この『牡蠣の冷やし味噌そば』にはベストだと思いました。
『牡蠣の冷やし味噌そば』 総評
前回の『牡蠣冷やしラーメン』も大変美味しゅう御座いましたが、今回の『牡蠣の冷やし味噌そば』も魅力的なラーメンでした。
より牡蠣の旨みが強くなっていて、昔の『汁なしオイスター』に匹敵する牡蛎感です。
そして個性的な具材と、茹で方をアレンジしてスープに合わせた麺も素晴らしく、まさに『貝ガラ屋』の真骨頂と呼べる美味しいラーメンに仕上がっています。
とにかく「牡蠣を使ったラーメン」に少しでも反応した人は、是非ともこの機会に『貝ガラ屋』のラーメンを味わって欲しいですね。
いつも『貝ガラ屋』の限定ラーメンは、期間も短めなので筆者が記事を書いた頃には“事後報告”みたいな感じになってしまっていましたが、前回と今回は二週間近く提供されています。
平日は12食、土日20食の限定で“8月30日の日曜日”まで提供されるので、まだまだチャンスはあります。
是非、みなさんも『貝ガラ屋』の美味しい『牡蠣の冷やし味噌そば』を食べてみて下さい。
『貝ガラ屋』
神奈川県相模原市 中央区淵野辺本町 3-24-3
マンション色利 1階営業時間 11:30~15:30 18:00~21:00
定休日:月曜日(祝日の場合、翌火曜日)
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(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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