お値段は何と88万円!ランボルギーニの超高級スマホを徹底レビュー
ウン百万円もする高級腕時計は、時計本来の機能を超えた宝飾品でもあり、それを身に纏う喜びや誇りも与えてくれるものだ。SIMロック解除の義務化により、世界のスマホを自由に使えるようになった今、そんな高級腕時計のような“持つ喜び”を味わえるスマホがあってもいいのではないか……と思っていたら、ピッタリの製品が登場していた。
それはトニーノ・ランボルギーニが今年の1月に発表した高級スマートフォン「88 Tauri」。グローバル市場向けに発売されたそのスマホの価格は、なんと国内で88万円(税込)だ。スマキチはその本体の入手に成功。その性能や特徴を徹底レビューする。
まず驚いたのは、このスマートフォンが収められた商品ケースだ。入っているのがスマホ1台とは思えないほど大きいし、多面カットが施された艶やかに光るケースは、まるでランボルギーニのスーパーカーのようである。
なお、このスマホの発売元のトニーノ・ランボルギーニは、自動車メーカー・ランボルギーニの創設者であるフェルッチオ・ランボルギーニ氏の長男が立ち上げたアパレルブランドだ。
恐る恐るケースを開けてみると、中から現れたのは、周囲をゴールドで縁取られた、今までに見たことのないスマートフォン。あまりの重厚感とラグジュアリー感に、思わず笑みがこぼれてしまう。
手にとってみると、これがズッシリと重い。5インチのHDディスプレーを備えているので、それなりの大きさがあることは分かるのだが、それにしても重い。実際に計測してみたところ、その重量は254g。iPhone6(129g)の約2倍である。
そしてその重さは、決して嫌じゃない。というか重いことが誇らしくすらもある。何しろその価格はApple Watch10本相当、うまい棒換算で約8万本、筆者の家賃ウンカ月分……。それが軽くていわけがない。この本体の重さは、ステータスシンボルを身に纏う男が背負うべき、責任の重さでもあるのだ。
また、ゴールドのステンレスと合わせて、躯体の周囲を覆う本革の手触りもとてもいい。フェイクレザーにはない上品な風合いがあり、自然と手に馴染む優しい質感がある。
金属むき出しのスマートフォンのように、ツルツル滑ることもないので、ケース無しでも快適に使用ができそうだ。
そして一番の見所といえるポイントが、実はこのスマホ、実はちょっとした“変形”をするのである。本体右側には2つのSIMスロット、左側にはマイクロUSB、マイクロSDのジャックが隠されているのだが、羽を広げるようにその左右のカバーを開くと……何とランボルギーニのスポーツカーを彷彿とさせるような外観に変身するのである。
ごく一般的なセダンのドアの開き方と同じなのだが、ガルウィングさながらに見えてくるのが不思議だ。
なお本体前面と背面には、ランボルギーニの猛牛エンブレムもくっきりと刻まれている。このエンブレムが刻まれたカウンタックを買おうと思えば、数千万円の予算が必要だが、このスマートフォンなら100万円もかからない。そう考えると、安いような気もしてくるような……。
何はともあれ、こうやって眺めているだけでも十分な満足を得られる「88 Tauri」。今回はその外観の話に終始してしまったので、機能については後編のレビューで紹介しよう。
【後編】まるでエンジンの始動音! ランボルギーニスマホの凄さ
https://youtu.be/veDOpB5wgfE
執筆: スマキチ
もっと詳しく読む: バズプラスニュース Buzz+ http://buzz-plus.com/article/2015/08/11/lamborghini/
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