お値段は何と88万円!ランボルギーニの超高級スマホを徹底レビュー

9fa0ecf6fef1e05219eda76622926cae

ウン百万円もする高級腕時計は、時計本来の機能を超えた宝飾品でもあり、それを身に纏う喜びや誇りも与えてくれるものだ。SIMロック解除の義務化により、世界のスマホを自由に使えるようになった今、そんな高級腕時計のような“持つ喜び”を味わえるスマホがあってもいいのではないか……と思っていたら、ピッタリの製品が登場していた。

それはトニーノ・ランボルギーニが今年の1月に発表した高級スマートフォン「88 Tauri」。グローバル市場向けに発売されたそのスマホの価格は、なんと国内で88万円(税込)だ。スマキチはその本体の入手に成功。その性能や特徴を徹底レビューする。

5b7a4bd1c68f6588a26dbe1acdc3d722

まず驚いたのは、このスマートフォンが収められた商品ケースだ。入っているのがスマホ1台とは思えないほど大きいし、多面カットが施された艶やかに光るケースは、まるでランボルギーニのスーパーカーのようである。

なお、このスマホの発売元のトニーノ・ランボルギーニは、自動車メーカー・ランボルギーニの創設者であるフェルッチオ・ランボルギーニ氏の長男が立ち上げたアパレルブランドだ。

be641758e6ddf2293bc9c854e6b18447

恐る恐るケースを開けてみると、中から現れたのは、周囲をゴールドで縁取られた、今までに見たことのないスマートフォン。あまりの重厚感とラグジュアリー感に、思わず笑みがこぼれてしまう。

手にとってみると、これがズッシリと重い。5インチのHDディスプレーを備えているので、それなりの大きさがあることは分かるのだが、それにしても重い。実際に計測してみたところ、その重量は254g。iPhone6(129g)の約2倍である。

27922529acb3d2e3cc5818fb6a0e90c3

そしてその重さは、決して嫌じゃない。というか重いことが誇らしくすらもある。何しろその価格はApple Watch10本相当、うまい棒換算で約8万本、筆者の家賃ウンカ月分……。それが軽くていわけがない。この本体の重さは、ステータスシンボルを身に纏う男が背負うべき、責任の重さでもあるのだ。

44efda0f446b23b2f4441f41047f0517

また、ゴールドのステンレスと合わせて、躯体の周囲を覆う本革の手触りもとてもいい。フェイクレザーにはない上品な風合いがあり、自然と手に馴染む優しい質感がある。

金属むき出しのスマートフォンのように、ツルツル滑ることもないので、ケース無しでも快適に使用ができそうだ。

5de6e0237368375ae588bc5a19510dfb 6d6cfa99e9ce5b9a899fcb35febfbfa5

そして一番の見所といえるポイントが、実はこのスマホ、実はちょっとした“変形”をするのである。本体右側には2つのSIMスロット、左側にはマイクロUSB、マイクロSDのジャックが隠されているのだが、羽を広げるようにその左右のカバーを開くと……何とランボルギーニのスポーツカーを彷彿とさせるような外観に変身するのである。

ごく一般的なセダンのドアの開き方と同じなのだが、ガルウィングさながらに見えてくるのが不思議だ。

3536d286bbc03ff81fd3388bb3e0d89f

なお本体前面と背面には、ランボルギーニの猛牛エンブレムもくっきりと刻まれている。このエンブレムが刻まれたカウンタックを買おうと思えば、数千万円の予算が必要だが、このスマートフォンなら100万円もかからない。そう考えると、安いような気もしてくるような……。

何はともあれ、こうやって眺めているだけでも十分な満足を得られる「88 Tauri」。今回はその外観の話に終始してしまったので、機能については後編のレビューで紹介しよう。

【後編】まるでエンジンの始動音! ランボルギーニスマホの凄さ


https://youtu.be/veDOpB5wgfE

執筆: スマキチ

もっと詳しく読む: バズプラスニュース Buzz+ http://buzz-plus.com/article/2015/08/11/lamborghini/

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. お値段は何と88万円!ランボルギーニの超高級スマホを徹底レビュー

バズプラスニュース Buzz+

知らなかった!がそこにある「速報ニュース バズプラス」。世界の情報を集め、気になるニュースをお届けします。

ウェブサイト: http://buzz-plus.com/

TwitterID: buzzplus_news

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。