目指せ未来のカジノディーラー! 記者厳選『Venus Fort Family Fair』でワークショップや親子イベントを開催 ~お台場~
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夏休みになると、どこの商業施設でも親子企画やファミリー向けのイベント、子どもたちのためのお仕事体験「ワークショップ」等が開かれる。
お台場のヴィーナスフォートでも同様の企画が8月末日まで組まれている。
その中に、ちょっと変わった企画をいくつか見つけたので、取材した。
夏休みの体験学習やファミリーでのお出かけの参考にしていただきたい。
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冒頭の写真で何か変だと思われたかもしれないが、記者も実に変だと思って取材したのが「カジノヴィーナス」。
そう、完全に大人の世界であるカジノを体験してもらおうという、一歩間違えればヤバそうな企画だ。
しかも、カジノ体験とはいえ、プレーヤーとしてではなく、主に体験してもらうのは「カジノディーラー」の方なのだ。プレーヤーも体験プログラムには入っているが、あくまでもワークショップなので主眼はディーラー。
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まだワークショップ開催期日前なので、特に取材を申し込んで営業時間前に実際にカジノでプレーしながら話を聞いた。
子どもたちにディーラーの「お仕事」をしてもらうのはブラックジャックだ。
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--どうしてカジノディーラーを体験してもらおうと考えたのですか?
「みなさんがカジノと言われて連想するのは、テレビドラマや映画のダーティーなイメージではないでしょうか?実際にはそのようなことはなく、非常に華やかな世界なのです。そのダークイメージを払しょくしたいというのがまず第一です」
これは記者も同感だ。海外でカジノに行ったことがあるが、本物のカジノは紳士淑女のたしなみであり、社交の場だ。確かにお金がかかっているが、だからこそ銀行以上のセキュリティーと安全性が保たれていて、安心して大人の遊びができる。
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--それは大人のイメージですよね?実際にやる子どもたちに対してはどのような感情なのですか?
「子どもが大人の世界のカジノを実際に見たりディーラーという仕事を目にすることはほぼ無いはずです。ですから私たちは真面目に”仕事”としてのディーラーをカッコいい仕事と思ってもらい、将来の職業選択のひとつに入れてほしいと本気で思っています」
これは驚いた。日本ではカジノはまだ合法ではないので、あくまでもアミューズメント施設としての運用だ。しかし、最近は日本でもカジノディーラーを養成する学校があり、職業としてのディーラーが増えていることもまた事実であるが、それにしても真面目にそう考えていることは驚きに値する。
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--お聞きしにくいことなのですが、カジノというとギャンブル、賭博というイメージがまだ多いと思うのですが、その中で子どもに体験させるというのは賛否両論あると思うのですがその点はいかがですか?
「そうですね。ドラマや映画では悪者やマフィアの巣窟で、イカサマと悪い金の渦巻く場所という設定だったりすることが多いのですが、そういうものではないことは、やればわかることだと思うのです。ですから、まずはお越しいただいて体験していただきたいと思っています。実際にカジノを海外で体験された方とそうでない方のカジノへの認識は天と地ほどの差があります。そのギャップを埋めることが大切だと思います」
今回、記者が実際にプレーヤーとなってカードを切る最初の一歩からやってもらっている。そこには積み込みやイカサマの影は一切ない。むしろ、カードマジックでもない限り不可能だろう。
「イカサマもよく言われます。もちろんカジノも商売ですから損をしていては成り立ちません。もうけは必要です。ただし、その利益はプレーの手数料やわずかな確率の差で成り立っていますから、もし日本でカジノが合法化されて意図的にやればそれは犯罪ということになるでしょう」
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--なぜ、子どもたちが体験するのがブラックジャックなのでしょうか?
「ルールが簡単でやりやすいというのが一番の理由です。しかし確率的に一番お客様側に有利なゲームはブラックジャックなのです。ですからそういう面を知らない方にも見ていただきたいという思いもあります。ディーラーにはカードを引くか引かないかという選択権はありません。2枚配られた段階でディーラーは16以下ですと機械的に引かなくてはなりませんし、17以上ですと引けません。ただし、ディーラー側に唯一有利な点があるとすれば、それは2枚目のカードを一番最後に見るということなのです」
プレーヤーは自分の手札を2枚ともオープンで配られるので、引くか引かないかの選択ができるが、ディーラーの手札は1枚しか見えない。隠されたもう1枚を予想して決めなければならないところにプレーヤーは心理的な勝負を迫られるという。この差だけで約2%の利益を出していることになる。
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--普段はどんなお客さんが来るのですか?
「お客様はいろいろな方がいらっしゃいますが、実際に海外でカジノに行くご予定の方が事前練習のために通われたり、ローカルルールはありますが本物と同じですのでご自身で立てた戦略をここで試されたり、現金を掛けないだけで本物のカジノと同じようにプレーできますからゲームセンターよりもはるかにお得で優雅な時間を過ごせる場所として活用されたりと様々です」
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この台はミニマムベットが20ドル、マックスベットが2000ドルだ。チップを買って勝っても負けても現金やモノに交換することはできないので、扱いはゲームセンターのコインゲームと同じ。買ったら預けてまた次のプレーに使うしかないが、大人のたしなみを磨くのも悪くはない。
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ワークショッププログラムにはないが、この台はバカラ。カジノ好きの方にはおなじみだが、バカラが流行っているのはアジアのカジノだけだという。
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ルーレット台は思いのほか大きい。子供は見て驚くのではないだろうか。
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記者はルーレットの球を振らせてもらったが、これは難しい。
映画で見ているように、あんなに早くは絶対に回せない。かなりの訓練が必要とのこと。
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新米ディーラーの梅村さん。
ポーカーの台に座ってもらって記者と一勝負。と思ったのだが、記者の知っているポーカーは5枚配られて好きな枚数のチェンジを要求する方式。
ベテランディーラーに「それは1800年代の西部劇やカウボーイ時代のポーカーですよ」と笑われてしまった。現在のポーカーは場の共通札で勝負する方式が主流だとか。1対1での勝負は難しいのでと、全ディーラーが集まってくれて全員と勝負。ハッタリも効かず、ダマしも効かず完敗。ポーカーだけは確率だけではなく戦略や頭脳が勝敗の要素に入る数少ないゲームなんだそうだ。やはり「ポーカーフェイス」は必要なのだと悟った。
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この大真面目なワークショップは8月20、22、27、29日の4日間開催され、時間は14時30分から16時まで。
各日6名限定の完全指導で、参加費用は一人2000円とのこと。対象年齢は満12歳以上。
事前申し込みもできるので、興味のあるパパやママはわが子のカッコいい姿を目にして、カジノの認識を改めれば洋画がもっと楽しく見れるかもしれない。
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お次はワークショップではないが、親子イベント。
ASOBIBAというお店でサバイバルゲームを楽しむことができる。
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サバゲーといえば、完全武装した大人たちが武器を持って野山を駆け巡り戦闘するイメージがある。
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しかし、都内で10歳以上の子供がサバゲーできるのはここだけだという。
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10歳以上向けの銃器なので威力は弱い。だからと言って安全面を軽視しているわけではなく、迷彩服にゴーグルやフェイスマスクは必修。これらのレンタルはプレー代金に含まれている。
写真は同じ10歳以上向けの銃でも1分の1モデル(上)と、小さい子供でも無理なく持てる縮小サイズ(下)。
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弾はBB弾だが、0.12グラムの軽いものを使用してより安全にプレーできるように配慮している。
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ハンドガンもあるが、使うのは今は本格的なサバゲーを楽しむ大人たちが、童心に帰ってここで子供向けの銃でプレーする際に使うことが多いという。弾倉に入る弾丸数が少ないのでそれが「ハンデ」ということらしい。
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自前の銃器を持ち込むことは一切許されておらず、万が一改造している強力なものを持ち込まれると事故の元になるのでというのが理由らしい。
子どもが本格的なサバゲーを楽しむのには徹底した安全対策があってのことだ。
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ゾーンは2つに分かれており、それぞれ値段は違うがそれでも1500円程度。
担当者に話を聞いてみた。
「普段は初心者の方や、カップルでという方も多いですね。男性がサバゲー好きで彼女が”そんな野蛮なことを…”といぶかしく思っているケースで、一度カップルでサバゲーをやると彼女の方が病みつきになって前のショップで銃を買って帰るという光景も見ます」
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「今度の親子企画では、撃ちあいということではなく、主にシューティングを指導しますので初心者でも楽しんでいただけます。もちろんサバゲーをしていただいても構いません。最近は家でゲームをする子供が多いと聞きますが、野山を駆け巡り秘密基地で戦争ごっこをして自然から学ぶということを、室内のサバゲーから出発してもらえたらと思っています。ここで遊んで、本格的な屋外サバゲーを楽しみながら大人になって、またここに戻ってきてくれると最高ですね」
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ここでのイベントは8月20日のみ。11時から20時。事前申し込みは不可。
子供1000円、大人1500円。
対象は10歳以上で大人1人につき子供3人まで対応可能ということだった。
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最後に紹介するのはアウトドア・リゾート・サーカスという店舗の親子でボルダリング体験。
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通常は子供のみでやらなければならない。大人は立ち入り禁止。どういうことなのか、担当者に聞いた。
「危険のないようにあらかじめ禁止事項を親と子に説明します。違反は即退場です。そして、こういう場所は登るのは比較的楽なのですが、降りれないことの方が多いのです。その場合も一切手を貸しませんし、大人も立ち入れませんから泣こうがわめこうが見守るしかないのです。それは、登ったのも自分の責任なら降りるのも自分の責任だということなのです。それに手を貸してしまえば、せっかく足場を考えて登ったのに、降りることも考えなければならないという重要な要素を放棄することになるからです」
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ちょうど4歳の姉妹がやっていたので、パパにこのことについて聞いてみた。
「いいんじゃないですかね。それも自己責任ですよね。泣いているのを見て助けるくらいなら最初からやらなければいいんですよ」
記者もまったく同感だ。
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ママにはこの施設について聞いてみた。
「子供たちは普段は水泳で体を動かしているので、こういうのを見るとすぐにやりたがるんです。でも、まだ保育園の年長さんなので身長の規制でダメだったり、5歳以上と言われて諦めたりしてました。だから、ここはできるのでありがたいです」
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ここでの親子体験は8月31日までの土日のみで11時30分から12時30分までの限定企画。15分800円で大人・子供それぞれ1名のセット料金。
わずか3件だけの取材だったが、記者が感じたのは、それぞれに考え抜かれた教育的要素が多分に含まれているということである。
夏休みのその場限りの思い出作りにとどまらず、将来のことを見据えた要素と信念を盛り込んでいることには驚きを禁じ得ない。
親子での体験を有意義なものにするためにも、選択肢に入れて決して損はないお勧めのスポットだ。
※写真はすべて記者撮影
取材協力 森ビル株式会社ヴィーナスフォート運営室
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(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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