子育てで悩んで、ついつい自分を責めてしまうお母さんへ
子育てに悩みはつきもの、そうわかっていても、お母さんの中には、子どもを思い通りに育てられず、自分を責めてしまう人がよくいます。その引き金になっているのは、ほとんどの場合、お姑さんや友だちからの心ない言葉なのだそうです。
「あなたのしつけ、おかしいと思っていたのよ」
「よその子と様子が違うのは、母親が甘やかしすぎたからでしょ!」
「親のせいで、子どもがこんなになってしまって、かわいそうね……」
特に年配者からのこんな言葉に傷ついたり、プレッシャーを感じた経験があるお母さんは多いはず。
でも、大切なのは、子どもをゆっくり見守りながら、その子にあった育て方をすることです。他の子と比べたり、周りの子育て論に振り回されたりすることはありません。
友だち付き合いが苦手でも……。
こだわりが強くても……。
活発すぎて周りに迷惑をかけることがあっても……。
子どもには、一人ひとり違った可能性が秘められています。
■子どもの可能性を引き出すの言葉かけ
子どもの可能性を引き出すもの、それはしつけでも、周囲の言葉でもありません。
それは、お母さんのあたたかい言葉かけです。
あなたの言葉かけ次第で、子どもの未来はどんどん変わっていきます。
得意なことが伸びていき、親子が楽しく暮らせるようになります。
ここでひとつ、言葉かけの例を紹介します。
■【子どもを伸ばす叱り方】
子どもは長時間叱られていると、なぜ叱られているのか、わからなくなってしまいます。ですから、「今から○○について、叱るからね」と言葉かけをしてから、叱るのが理想です。
感情的に怒るのではなく、短く具体的な言葉でキチンと叱る。そうすれば、成長に欠かせない自己肯定感が失われずに、子どもは伸びていきます。
脳科学者の片野晶子さんは、これまで700人以上の「育てにくいといわれてきた子どもたち」に言葉かけを使い、その成長をサポートしてきたスペシャリスト。その経験から導き出された、家庭や学校で役立つ言葉かけを、著書『育てにくい子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』(アスコム/刊)にまとめています。
読んだ人から「子どものいいところが見つかった」「優しい気持ちで話せるようになった」「子育ての不安が消えた」と評判の本書。ぜひ、あなたのもこの本で、子育ての悩みを解消してください。
(新刊JP編集部)
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