『アベンジャーズ』で新メンバーを熱演! エリザベス・オルセン「最初は子供向けだと先入観があった」
さあ、映画夏祭りの幕開けだッ! すでに全米をはじめ世界で大ヒットを飛ばしているアベンジャーズ・プロジェクトの最新作『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が本日より公開となりました。
アイアンマンやキャプテン・アメリカといった人気映画の主人公たちが、豪華キャストで再集結。アイアンマンことトニー・スタークが平和維持のために生み出した人工知能が暴走し、人類はかつてない危機に。それぞれの思いが錯綜する中、人類を、そして愛する者を守るため、アベンジャーズが再び立ち上がる! 本作では、迫力満点のアクションや新キャラの登場に加え、各キャラクターをより掘り下げることでドラマ性も格段にアップ。ただのお祭り映画にとどまらない、感動巨編に仕上がっている点にも注目です。
本作で重要なキャラクターとなる、「スカーレット・ウィッチ」を演じるのは、エリザベス・オルセン。『キック・アス』でおなじみのアーロン・テイラー=ジョンソンと双子役として、『GODZILLA ゴジラ』に引続き共演を果たしています。ちなみに、エリザベス・オルセンはあの“オルセン姉妹”の妹として、自身もファッションアイコンとして大人気。彼女のキュートな笑顔にご注目!
―スカーレット・ウィッチの活躍、素晴らしかったです。今回『アベンジャーズ』の仲間入りを果たした感想を教えていただけますか?
エリザベス・オルセン:『アベンジャーズ』の何が素晴らしいって、まず一番はキャスト陣よね。ここまでのスターが揃う作品なんてそうそう無いと思うの。だからこうして参加する事が出来て本当に興奮しているわ。
―これまでも、アベンジャーズ・プロジェクトの作品はお好きだったのですか?
エリザベス・オルセン:アベンジャーズ・プロジェクトの映画は『アイアンマン2』を観たのが最初だったの。それまでは正直に言うと「どうせコミックでしょ?」「子供が喜ぶ映画よね!」なんて思っていたんだけど、実際に観たら骨太で大人が楽しめる作品で。それまでの先入観を反省したわ(笑)。
―確かに、アクションエンターテイメントでありながら、社会的なメッセージをたくさん含んでいますよね。特に本作は、エリザベスさんとアーロンさん演じる双子の兄弟が、社会的背景を強く伝えるキャラクターとなっています。
エリザベス・オルセン:この映画の脚本を読んで一番気に入ったのはその部分ね。私はアーロンと共にソコヴィアで爆撃を受けて両親を失ったというキャラクターで、「アベンジャーズ」の栄光の影を表している。華やかな活躍の影には傷ついている人々がいて……という、現在の世界の状況にも通じるメッセージをこの映画では感じてもらえるはずよ。
―スカーレット・ウィッチは心理操作で幻覚を起こし、相手の心の闇を呼び起こすという強い力を持っていながら、戦いに不慣れな若い女性という等身大な側面もありました。
エリザベス・オルセン:「アベンジャーズ」にはブラック・ウィドウという女性のキャラクターがいるけれど、彼女はとてもパワフルで強くて凛々しいキャラクターなので、スカーレット・ウィッチの様な女性は新鮮かもしれないわね。でも、本作ではナターシャ(ブラック・ウィドウ)の心の傷や過去が明らかになってくる。大迫力のアクションや「アベンジャーズ」らしいオシャレなギャグ描写に加わって、深い人間ドラマが描かれていると思うわ。
―ホーク・アイがスカーレット・ウィッチを奮い立たせるシーンは鳥肌がたちました。
エリザベス・オルセン:ありがとう。私も大好きなシーンなの。ホーク・アイはこれまでクールで、ベールに包まれた人物だったけれど、本作では家族との関係が描かれていて。だからこそホーク・アイがこんなに強くて、皆を思いやれるんだという事が分かる。後は、私はブラック・ウィドウがハルクをなだめるシーンが美しくて大好きなの。
―分かります! 迫力のある映像の中にも、優しくて美しいシーンがたくさん出て来るので、たくさんの女性にも観ていただきたいですね。
エリザベス・オルセン:アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ホーク・アイ、この映画にはたくさんの素敵な男性が出て来るので女性は絶対に楽しいはずよ。スカーレット・ウィッチという新キャラクターも気に入っていただける事を楽しみにしているわ!
―今日はどうもありがとうございました!
【ストーリー】
アイアンマンこと“戦う実業家”トニー・スタークが開発した<ウルトロン計画>。それは、人工知能による完璧な平和維持システム。しかし、進化と増殖を続けるウルトロンが選択した“究極の平和”とは、 地球を脅かす唯一の存在=人類を抹消することだった……。世界中の都市を襲う人類滅亡の脅威に、最強チーム “アベンジャーズ”が再び結集。絶体絶命の彼らに残された最後の武器は、「愛する人を守りたい」という熱い思いだけ……。
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