フライング・ロータスの右腕、サンダーキャット、ハービー・ハンコック参加の新作ハイレゾ配信開始!
フライング・ロータスの諸作、さらにはエリカ・バドゥのバンドなどでも活躍中のベーシスト、サンダーキャット。
2013年のソロ作『Apocalypse』以来となるミニ・アルバム『The Beyond / Where the Giants Roam』を突如として発表、配信のみでリリースを開始した。OTOTOYでは本作を24bit / 44.1kHz、およびCD並ロスレス音質で配信開始。これは絶対にceroの新作が気にいったのなら聞いてみるべき楽曲だ。
昨年リリースの話題作フラング・ロータスの『You’re Dead』など、諸作はもちろんのこと、彼周辺のLAビート・シーンから、ロバート・グラスパー周辺へとつながるポスト・J・ディラなジャズ・シーン(いわゆる”Jazz The New Chapter”なシーン)にて、すばらしいミュージシャン・シップでその音楽性に貢献しているベーシスト、サンダーキャット。今年頭の世界中の話題をかっさらったケンドリック・ラマー最新作『To Pimp A Butterfly』にも参加するなど、まさに現在の音楽シーンで最も重要なベーシストと言えるだろう。
シーンに注目が集まるなか、まさにその中心にいる彼がこのたび新作をサプライズ・リリース。
その新作『The Beyond / Where the Giants Roam』は、まさにそうした流れを結晶化し、彼のシルキーな歌声を中心としたネオ・ソウルなミニ・アルバムとなっている。
朋友カマシ・ワシントンが参加、ここ最近の彼のライヴ・レパートリーとなっているレイドバックなR&B「Them Changes」(下記すばらしいライヴ・パフォーマンスの動画にて!)。さらにはフライング・ロータスの『You’re Dead』の新作にも参加していたジャズの巨星、ハービー・ハンコックも「Lone Wolf & Cub」にキーボードで参加。フライング・ロータス作品で重要な役割を果たしているミゲル・アトウッド・ファーガソンがストリングスで、〈Brainfeeder〉のショウケース・イベントで来日も果たしているモノ/ポリーもプロダクションで参加している。
なんとなーく、そろそろ新作ではと思っていたら、このサプライズ。フル・アルバムとか、この先、どうなんでしょ?
(河村)
・Thundercat「The Beyond / Where the Giants Roam(24bit/44.1kHz)」
http://ototoy.jp/_/default/p/53670
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