オバマ大統領、ネットの技術革新を称賛「グーグルやフェイスブックは人生を変える」

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 米国のオバマ大統領は2011年1月25日(日本時間26日)、アメリカの上下両院合同会議において主要な政策課題を説明する「一般教書演説」を行った。ニコニコ生放送でも中継された演説でオバマ大統領は雇用創出や技術革新といった年間の施政方針を提示。インターネット技術について言及する場面もあり、「グーグル」や「フェイスブック」がアメリカの発展に寄与しているとし、今後さらなる技術革新でアメリカが世界をリードしていくことを宣言した。

「インターネットによってアメリカの景気が回復してきたのは誰にも予想できなかった。『グーグル』や『フェイスブック』はアメリカが産んだもの。このような技術革新は私たちの生活を変えるだけではない。人生を変えるものだ。」

 オバマ大統領は伝説的な発明家であるエジソンやライト兄弟に並べて、インターネット企業のグーグルとフェイスブックに言及。これら「アメリカが生んだもの」が「優れた想像力を活用し、革新を促進している」と褒め称え、将来のさらなる技術革新の必要性を説いた。

 その一方で、アメリカのインターネットのインフラ整備について、「Dランク」と評価し「落第である」と述べた。韓国と比べて高速インターネットの普及が遅れていると認めた上で、クリーンエネルギーや高速鉄道網と同様に、インターネットのインフラ整備の充実化を図っていくことを目標のひとつに掲げていた。

【生中継】オバマ大統領 一般教書演説~オバマが語る今のアメリカ~
「グーグルとフェイスブックに言及する」部分から再生
http://live.nicovideo.jp/watch/lv38096374#22:40
(番組はタイムシフト機能で2011年2月2日まで視聴できる)

(松本圭司)

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