今回いただいた935票を出発点に「土日夜間議会改革」を実現します(土日夜間議会)

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※今回は土日夜間議会さんのブログからご寄稿いただきました。

4月26日投票の千代田区議会選挙で、私たち「土日夜間議会改革」は、残念ながら、議席を獲得できませんでした。

結果を出せなかったことは、本当に悔やまれます。
ご賛同・ご支援いただいていた皆様には、本当に申し訳ありませんでした。

今回の選挙で、私たちは、候補者も選挙スタッフも、「本業優先」「仕事をしながら選挙もやる」という方針を貫きました。
そうでなければ、「ふつうの人が議員になれるように」という私たちの目的を、自己否定することになると考えたからです。

また、候補予定者2名を内定したのが2週間ちょっと前、3名が出そろったのは告示直前と、準備も不十分な状態でした。
選挙をよくご存じの方からは、「そんなことで票が入るわけがない」「供託金がもったいない」とのご指摘もいただいていました。

しかし、結果としては、3候補合計すれば935票という票数をいただくことができました。
これは、有効投票数の4.5%、政党・団体としては、民主党(760票)、維新の党(606票)を上回る票数でした。

私たちに一票を投じていただいた935人の皆様には、この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

一方で、せっかくいただいた票を死票にしてしまいました。このことは、本当に申し訳なく、お詫び申し上げます。

「候補者の数を絞っておけば当選できたのに……」とのご指摘も頂戴しております。
しかし、私たちは、「議員になる」ことが目的ではなく、「議会を変える」ことが目的でした
そのためには、少なくとも3名の議員(議案提出できる人数)が必要と考えていました。
選挙戦術のために候補者数を絞るという選択肢は、私たちにはありませんでした。

「仕事をしながら選挙」という制約の下ではありましたが、この一週間、駅前、街中、集会場などで、有権者の皆様とお話しする機会をできる限り作ってまいりました。
そうした中で、「土日夜間議会改革」について、きちんとお話しすれば、多くの方々にご賛同いただけることを、日々実感しました。これは、私たちにとって、大きな自信になりました。

しかし、私たちと全く接点のないまま、投票日を迎えられた方も少なくなかったかと思います。これは、私たちの力不足でした。
同時に、選挙期間がわずか一週間であることをはじめ、現行の公職選挙法の制度が、新たなチャレンジャーにとって大きなハードルであることも、強く実感しました。
もちろん、それであきらめるつもりは毛頭ありません。

「土日夜間議会改革」は、実現するまで、チャレンジし続けます。

今回いただいた貴重な935票を出発点として、せっかく膨らみかけた機運をしぼませることのないよう、早急に次のステップを踏み出すつもりです。
4年後の千代田区議会選挙をただ待っているつもりはありません。
詳細は、また追って、サイト上で( http://donichiyakan.jp/ )発表していきます。

今回、私たちの取組に関心をもっていただき、ご賛同・ご支援をいただいた皆様には、ぜひ引き続き、さらなる応援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

(土日夜間議会)

※寄稿いただいた記事は2015年04月27日時点のものです。

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