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水没したiPhone5Sを電子レンジにかけたら焦げ臭くなって壊れた

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iPhone(またはスマホ)の故障って誰もが経験するアクシデントですよね。
その中でも、画面割れに続いて多いトラブルが水没。
雨の日に落としたり、トイレや洗面台への落下、カバンの中でお茶まみれなど原因は様々ですが精密機器に水分は大敵、大概壊れてしまいます。

そんなiPhone水没事情ですが実際に自分のiPhoneが水没した場合、ついつい自分で復旧させたくなりますよね。思いっきり振って中の水分を出そうとしたり、ドライヤーで中を乾かそうとしたり、乾燥剤に埋めて冷蔵庫で寝かせたり。

そんな自己流復旧の度が過ぎて、水没したiPhoneを乾かそうと電子レンジにかけたら焦げ臭くなって壊れたという完全にネタとした思えない話を聞いたので、どういうことなのか取材してきました。
果たして、iPhoneは復旧するのでしょうか?

iPhoneは電子レンジにかけたらダメ

今回話を伺ったのは都内でiPhoneの出張修理を行うiRepairs Labの河合社長。

筆者「早速ですが、電子レンジにかけたとはどういうことなんでしょうか?」

河合社長(以下河合)「いやそれが、地元の兵庫に住んでいる幼馴染からiPhoneを水没させて電子レンジにかけてこげ臭くなって壊れたと連絡がありまして。直せるか?と(笑)。たぶん無理そうだけれど面白そうなのでこっちに送ってもらうことにしたんです。」

筆者「その方が電子レンジにかけたのはもちろん、ギャグなんですよね?」

河合「これギャグじゃなくド真面目な案件なんです。さすがにそんな人がいるとは思っていませんでした。機械音痴にも程がありますね(笑)」

内部を開けてみると色々な部品が焦げていた

筆者「それで、修理できたのでしょうか?」

河合「それが本体を送って貰ったところ、SIMカードが抜けないぐらい膨張してまして(笑)バッテリーは間違いなく死んでるだろうなと。」

筆者「何かを交換すれば直るものなんですか?」

河合「ホームボタンやら、ライトニングコネクタやらスピーカーやら色んな箇所がこげてました(笑)アウトカメラも断線してアウト。ロジックボードまで焦げており、ライトニングコネクタを交換しても充電できず、携帯キャリアの電波も掴まずで、流石にお手上げとなりました。」

iPhoneを水没させた時に絶対にやってはいけない3つのこと

筆者「そうでしたか、それは残念でした。では最後に、この記事を見ているiPhoneユーザーの方へ、iPhoneを水没させてしまった時にどうしたら良いのかアドバイスをお願いします」

河合「絶対にやってはいけない3つの行為がありまして、1つめはiPhoneを振って水分を出そうとする事。iPhoneを振ると水が深部まで侵入してしまいさらに故障する可能性があります。2つめは、電源を入れたり充電すること。高確率でショートし集積回路等が焦げる可能性があります。3つめはドライヤー等(温風・冷風)の風を本体内部へ送り込んだり、こたつや冷蔵庫の中、電気カーペット等の上で乾かすこと。過度な加熱は金属部品と水との化学反応を引き起こします。またドライヤーが冷風だとしてもその風により本来浸水していなかった箇所に水が入り込み、余計な問題を引き起こします。そして冷蔵庫に入れると内部が結露してしまう可能性が高いのです。」

みなさん水没しても、ネット上の怪しげなハウトゥに惑わされないように!
そして、電子レンジでチンするのだけは絶対に止めましょう。

取材協力:
iRepairs Lab
https://www.facebook.com/irepairslab

※写真は全てiRepairsLab河合社長より提供、掲載許可を得たもの

※この記事はガジェ通ウェブライターの「荒木賢二郎」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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