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ドコモの2010~2011年冬春モデル発表 Androidスマートフォンは『LYNX 3D SH-03C』『REGZA Phone T-01C』『Optimus chat L-04C』の3機種

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NTTドコモは、2010年から2011年の冬春モデルとなる新製品の発表会を開催しました。10月に先行して発表した『GALAXY S』『GALAXY Tab』に続くAndroidスマートフォンの新製品は3機種。『おサイフケータイ』への対応やオンラインメモサービス『Evernote』のプリインストールなど、Androidスマートフォンに関するトピックが目立ちました。

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・3Dスマートフォン『LYNX 3D SH-03C』

最初に発表されたのは、シャープ製の『LYNX 3D SH-03C』。裸眼立体視が可能な3.8インチの3Dディスプレーを搭載し、『おサイフケータイ』、ワンセグ、赤外線通信に対応します。12月に発売を予定。Android OSのバージョンは2.1で、来春には2.2へのバージョンアップを予定しています。iモードのメールアドレスやキャリア決済が利用できる『spモード』、ドコモが運営するアプリマーケット『ドコモマーケット』が利用可能。カラーはPure White、Fairy Blue、Ink Blackの3色です。



960万画素のCCDカメラと画像処理エンジン『ProPix』により、動きのある被写体や暗い場所でも高画質の撮影が可能なほか、1280×720ドットのハイビジョン動画の撮影が可能。静止画を3D化したり、カメラをスライドしながら撮影して3D画像を合成する方法により、3D画像を作成する機能を搭載しています。


タッチ&トライコーナーで実機を触ってみたところ、サイズ感はauの『IS03』よりわずかに大きい程度で、画面がより大きく見えます。やはり印象的なのが3Dディスプレーで、ワンセグの視聴中に3Dボタンを押すことにより、通常の2Dの放送を3D化して楽しむこともできました。ソフトバンクが発表した『GALAPAGOS』との違いについてブース説明にたずねたところ、Android 2.1で発売される点や、ドコモ独自のアプリケーションへ対応する点で異なるとのこと。

『LYNX 3D SH-03C』主な仕様
サイズ:約W62×D123×H13.4mm
重量:約140g
3G連続待ち受け時間:約410時間
連続通話時間:約270分
ディスプレー:約3.8インチ 480×800 ワイドVGA NEWモバイルASV液晶 6万5536色
外部メモリー:microSD(2GB)、microSDHC(32GB)
カメラ:顔優先 AF CCD 有効画素数約960万、記録画素数約950万
カラー:Pure White、Fairy Blue、Ink Black

・『REGZA Phone』がドコモでも登場

続いて発表されたのは、KDDIが『IS04』として発表していた東芝製の『REGZA Phone』。4インチフルワイドVGA液晶を搭載し、『モバイルレグザエンジン 3.0』によりワンセグや『YouTube』の動画を高画質で楽しめます。『おサイフケータイ』と赤外線通信、『spモード』、『ドコモマーケット』に対応。ドコモスマートフォンでは初の防水機能も利用できます。12月から1月の発売を予定し、出荷時のOSはAndroid 2.1。来春2.2へのバージョンアップを予定しています。



1220万画素のオートフォーカス対応カメラを搭載。1280×720ドットのハイビジョン動画も撮影できます。タッチ操作によるオートフォーカスや、撮影した写真や動画を『Twitter』『mixi』『YouTube』『Picasa』へ簡単にアップロードする機能を搭載しています。


タッチ&トライコーナーでは、auの発表会にあったワンセグ視聴のみできるモックアップではなく、実際に動作する実機を展示。薄型の本体に迫力ある大画面、高画質なワンセグの視聴ができる点が印象的でした。au向けとの違いについては、キャリアによる違いに加えて、本体カラーがauではホワイトとブラックのみであるのに対して、Moist BlackとMellow Bordeauxの2色となっており、20~30代女性に向けたボルドーのカラーを採用している点を強調していました。


ブースにはバスローブ姿のモデルさんが登場、防水機能をアピールしていました。お風呂に長く入ってワンセグを見たい女性ユーザーにもアピールする端末になりそうです。

『REGZA Phone T-01C』主な仕様
サイズ:約W62×D126×H11.9mm
重量:約149g
3G連続待ち受け時間:約370時間
GSM連続待ち受け時間:約250時間
連続通話時間:約270分(3G)、約260分(GSM)
ディスプレー:約4.0インチ 480×854 フルワイドVGA TFT液晶 26万2144色
外部メモリー:microSD、microSDHC(32GB)
カメラ:顔検出 有効画素数約1220万、記録画素数約1200万
カラー:Moist Black、Mellow Bordeaux

・エントリーモデルという位置づけの『Optimus chat L-04C』

3機種目は、LGエレクトロニクス製の『Optimus chat L-04C』。スライド式の本体にQWERTYキーボードを搭載します。使いやすさを重視し、初めてスマートフォンを使うユーザーに向けたエントリーモデルという位置づけ。『spモード』と『ドコモマーケット』には対応しますが、『おサイフケータイ』とワンセグ、赤外線通信には対応しません。来年2月の発売を予定。OSは最新のAndroid 2.2を搭載します。




タッチ&トライコーナーで実機を確認しました。キーボードはボタン状のキーですがキーピッチが確保され、押し間違いが少ない印象。「,」「.」キーが独立しているのは使いやすそうです。マナーモード用のキーやメニュー、ホームといったキーも独立して用意されています。


ドコモのオリジナルメニュー画面を採用し、「メニュー」「通話履歴」「通話」「カメラ」「メール」「電話帳」「ブラウザ」という、よく利用する機能がまとまってボタン化されたインタフェースになっています。従来の携帯電話に慣れたユーザーでも利用しやすいように配慮したとのこと。自分でカスタマイズできるインタフェース『LG Optimus UI』も利用可能。安価で提供されれば、スマートフォン初心者に魅力ある端末になりそうです。

『Optimus chat L-04C』主な仕様
サイズ:約W58×D116×H15.3mm
重量:約149g
3G連続待ち受け時間:約340時間
GSM連続待ち受け時間:約300時間
連続通話時間:約340分(3G)、約330分(GSM)
ディスプレー:約3.2インチ 320×480 ハーフVGA TFT液晶 6万5536色
外部メモリー:microSD(2GB)、microSDHC(32GB)
カメラ:ソニー ISX005 有効画素数約320万、記録画素数約320万
カラー:White Silver

・『おサイフケータイ』と『トルカ』に対応
発表会ではサラっと触れただけでしたが、『おサイフケータイ』と『トルカ』への対応が今回盛り込まれたスマートフォン新機能のポイント。『おサイフケータイ』では12月に日本マクドナルドの『マクドナルドトクするアプリ』、イオンの『モバイルWAON』、全日本空輸の『ANA旅達』、ビックカメラとヨドバシカメラのポイント、インデックス・ホールディングスの『Touch Friends』、『トルカ』に対応します。1月にはビットワレットの『Edy』とNTTドコモの『iD』、ジェーシービーほかの『QUICPay』、東日本旅客鉄道の『モバイルSuica』、セブン・カードサービスの『nanaco』、日本航空インターナショナルの『JAL ICポケット』に対応予定。

『トルカ』アプリは今回発表された3端末にプリインストール。スマートフォン向けにデザインや操作性を改善しているほか、『Google Maps』と連動して『トルカ』に地図情報を連動させる機能を追加しています。12月には『ぐるなび』、スターツ出版の『OZmall』、『ANA』、ナノ・メディアの『節約レシピ』、アパレルウェブとピーシーフェーズの『STYLE CLIP』、ワーナー・マイカル・シネマズに対応します。

・全機種『Evernote』をプリインストール

今回のスマートフォン発表でもうひとつの大きな目玉は、『Evernote』のダウンローダーを全機種にプリインストールしたこと。発表会ではEvernote社CEOのフィル・リービン氏が登壇し、国内最大キャリアのドコモと提携する意義を語り、本日夜にリリースされる最新の『Evernote for Android 2.0』が、今回発表された端末にインストーラーをプリインストールすることを発表しました。

さらに、ドコモのAndroidスマートフォン全購入者に対して、1年間『Evernote』のプレミアム会員に無料アップグレードするキャンペーンを発表。これまでの購入者と、2011年5月11日までに購入した全ユーザーが対象になります。モバイルでの『Evernote』プレミアムのバンドルは世界でも初めての事例とのこと。最新版のプレミアム会員向け機能である、オフラインで使用可能にする『ローカルノートブック』機能が、対象ユーザーに提供されることになります。

CMキャラクターも登場

発表会の最後には、ドコモのCMキャラクターとして出演する俳優の渡辺謙さん、女優の掘北真希さん、ダース・ベイダーが登壇。NTTドコモ社長の山田隆持氏を交えてトークショーを開催しました。


堀北さんはスマートフォンに興味があり、機種変更を検討中とのこと。渡辺さんは『Xpera』ユーザーで『spモード』から利用可能になったデコメールを使っているというエピソードが披露されるなど、やはり“スマートフォン押し”な内容。ダース・ベイダーは何を聞かれても「ゴー、パー」という呼吸音しか発せないのですが、“ケータイ仲間”という渡辺さんが通訳を買って出るなど、今年はじめから続くCMキャラクターとして息のあったところを見せていました。

今回の発表により、3キャリアすべてで来年春までのAndroidスマートフォンのラインアップが出そろいました。キャリアごとの特徴やOSのバージョン、端末の独自機能など、比較項目は数多くあり、スマートフォンへの乗り換えを検討するユーザーには当面、うれしい悩みが続きそうです。

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記者:

宮原俊介(編集長) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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