MWC 2015 : HTC、新フラッグシップ「HTC One M9」を正式発表、Snapdragon 810やSense 7を搭載

access_time create folderデジタル・IT

HTC が MWC 2015 でのプレスカンファレンスで、新フラッグシップスマートフォンとなる 3 代目 HTC One こと「HTC One M9」を正式に発表しました。HTC One M9 は 3 月中旬に北米、アジア、EMEA などグローバル市場で発売されます。価格や日本での発売予定は公開されていません。ついに登場した HTC One M9 ですが、ボディデザインは前作「HTC One(M8)」のフルメタルボディを継承しつつも、プロセッサ、カメラ、オーディオ機能を中心に改良したほか、独自 UX「Sense」も新バージョンの「Sense 7」にアップグレードしています。

外装については、業界で初めて前後で異なるトーン・表面仕上げを採用してそうです。背面にはヘアライン処理を施して既存モデルよりの質感を高めています。筐体サイズは 144.6 x 69.7 x 9.61mm、質量は 157g。わずかですが、コンパクトになって軽くもなりました。これは期待。プロセッサは Qualcomm 最新の「Snapdragon 810」を採用。64bit に対応した 2.0GHz 駆動のオクタコア CPU を内蔵しており、LTE-Advanced(Category 6)に対応しました。OS は Android 5.0.2(Lollipop)を搭載。リアのメインカメラは 2,070 万画素に変更されました。Duo Camera ではなくなりましたが、Sense 7 の機能改善などによって写真や動画はより綺麗に撮影できるようになったとされています。また、4K 動画の撮影にも対応しました。注目されるところですが、前面カメラが約 400 万画素の UltraPixel に刷新されました(レンズは F/2.0)。これは HTC One(M8)のメインカメラに採用されていた画素サイズを一般的なものよりも大きくした CMOS イメージセンサーで、UltraPixel ではないものよりも 300% も明るく撮影できるようになりました。暗所での自分撮りをより綺麗に残せるというわけです。オーディオ機能では、BoomSound フロントステレオスピーカーを維持しているものの、HTC One M9 ではドルビーの 5.1ch バーチャルサラウンドに対応しており、映画の視聴時にはサラウンドサウンドで楽しめるようになりました。HTC One M9 の主要スペックは、5.0 インチ 1,920 × 1,080 ピクセルの Super LCD3、Snapdragon 810 MSM8994 2.0GHz、3GB RAM、32GB ROM、Micro SD カードスロット(最大 128GB,)背面に 2,070 万画素カメラ、前面に 400 万画素 UltraPixel カメラ、2,840mAh バッテリーを搭載し、Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth v4.0、NFC、DLNA、Miracast、赤外線リモコンなどに対応しています。

フルスペックが公開され次第、情報を追記します。Source : HTC


(juggly.cn)記事関連リンク
MWC 2015 : Huawei、Android Wearスマートウォッチ「Huawei Watch」を正式発表、日本でも発売
MWC 2015 : Huawei、オクタコアプロセッサを搭載しLTEに対応した7インチAndroidタブレット「MediaPad X2」を正式発表
LGの新エントリーモデル「LG Spirit」が早くも台湾で発売開始

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. MWC 2015 : HTC、新フラッグシップ「HTC One M9」を正式発表、Snapdragon 810やSense 7を搭載
access_time create folderデジタル・IT
local_offer

juggly.cn

国内・海外のAndroid(アンドロイド)スマートフォン・タブレットに関するニュースや情報、AndroidアプリのレビューやWEBサービスの活用、Android端末の紹介などをお届けする個人運営ブログ

ウェブサイト: http://juggly.cn/

TwitterID: juggly

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。