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全国各地で無数に見かける「新堀ギター」の看板の正体は?

全国各地で無数に見かける「新堀ギター」の看板の正体は?

横浜のココがキニナル!

昔から新堀ギターという看板をいろんな地域で見ます。この間、埼玉に出かけたときにも見かけました。あの看板の新堀ギターって実態は何??(ねぎっこさんのキニナル)

はまれぽ調査結果
「新堀ギター」は、本社を藤沢に構える音楽の専門学校。直営のギター教室は関東圏内30教室。音楽を楽しめるようになる、音楽好きのための学校だった!

誰もが一度は目にしたことがあると言っても過言ではない(?)「新堀(にいぼり)ギター」という看板。
筆者も子どものころから街中でよく見かけ、実際に通っている友だちがいたことも覚えている。
現在もその看板は、“角が少し錆びたレトロな看板”として、昭和のイメージのまま街角に残っている。

全国各地で無数に見かける「新堀ギター」の看板の正体は?

街中で見かける「新堀ギター」の看板

そんな「新堀ギター」の実態を探るべく、取材依頼をしてみることに。

インターネットで場所を検索すると、「新堀ギター」は音楽学校で、藤沢市に本館とライブ館があることが分かった。電話で取材依頼をする前に、まずは現地へ行ってみよう!

全国各地で無数に見かける「新堀ギター」の看板の正体は?

「学校法人国際新堀芸術学院」本館

全国各地で無数に見かける「新堀ギター」の看板の正体は?

JR藤沢駅から近い「ライブ館」から突撃!

本館は専門学校が併設され、突撃するにはなんとなく敷居が高い・・・。
そこでまずは、ライブ館1階のインフォメーションに行き、取材依頼をしてみるとすぐに話を通してくれることに。しばらく待つと、企画主任の小松﨑友貴(こまつざき・ともき)さんが対応してくれた。
しかも別の日に、代表の落合洋司(ようじ)氏がインタビューを受けてくれるという。

「新堀ギター音楽院」はバラック小屋で誕生

ライブ館地下1階にある、ライブバー「プレリュード」でインタビュー開始。

全国各地で無数に見かける「新堀ギター」の看板の正体は?

自ら本館を案内してくれる、代表取締役の落合洋司氏

―「新堀ギター音楽院」の創業はいつごろですか?
1957(昭和32)年にうちの創立者である新堀寛己(ひろき)会長が、東京都杉並区阿佐ヶ谷の自宅でギター教室を始めたのがスタートです! 自宅のバラック小屋で小さな教室を始めました。でも当初は生徒がまったく入ってこなかったと言っていました。

現在は、2005(平成17)年に設立した「学校法人 新堀学園 専門学校 国際新堀芸術学院」の学長であり、「株式会社 新堀ギターアカデミー」の代表取締役会長を務めている。

全国各地で無数に見かける「新堀ギター」の看板の正体は?

新堀ギター音楽院の創立者、新堀寛己会長は、現在80歳でご健在

―なぜ新堀会長はギター教室を始められたのでしょうか?
音楽は平和心を育む大本、ギターは素晴らしい心(脳)を育む元であると信じ、新堀会長が小学生時代に音楽家になることを決意したことがきっかけと聞いています。

―それで今もあるあの看板で宣伝したのですね
そうですね。最初は、細い角材で枠をつくって布を貼ったような“ステ看(捨て看板の略、電柱などに取り付ける簡易看板)”で宣伝。それで誰も来なかったので、1960(昭和35)年くらいに今もあるブリキの「新堀ギター」という看板に変わったと聞いています。正式名は“メラミン看板”。道路標識などと同じ素材です。

―どなたが看板のデザイン(フォント決めなど)をされたのでしょうか?
デザインは新堀会長です。日本で初めてシネマスコープ(映画でよく使用される画面の縦横比)が開始され、その迫力あるデザインに感動し決めたことです。

―どのように貼る場所を決めているのですか?
各地に「新堀ギター音楽院」をつくったら、そこに赴任した講師がご近所に挨拶に回りながら看板を貼ってくれるところを探します。探すというか・・・賛同してくれた方が、無料で貼ってくれているんです。

全国各地で無数に見かける「新堀ギター」の看板の正体は?

書体は昔から変わらない

―賛同とはどういうことですか?
「心の糧になる良い音楽を全ての人々へ」。これがうちのコンセプトです。
音楽というと「習う」というイメージがあります。でもその敷居をもっと低くして、生活に音楽を取り入れて楽しもうという考えを持っているんです。その考えに賛同してくれたご近所の方が、「うちに看板を貼っていいですよ」と言ってくれることが多いんです。
ギターの教室をやるだけではなく、音楽を広める活動もしていかなければと思っています。

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