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Perfume&白石涼子起用で話題! オリジナル短編アニメ「FASTENING DAYS」注目の若手監督・石田祐康インタビュー

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誰もがお世話になっている「YKK」のファスナーをモチーフに、独自の世界観で紡ぎ上げたオリジナルアニメーション「FASTENING DAYS」。人気声優・白石涼子さんがCVを担当、Perfume「Hurly Burly」を主題歌にした企業PR作品の枠を越えた豪華な内容も話題を呼んでいます。

本作の監督を務めたのは石田祐康監督。京都精華大学マンガ学部アニメーション科に進学後、2009年に発表した自主制作作品「フミコの告白」が、第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞など数々の賞を受賞した注目の若手監督です。

今回は、石田監督に「FASTENING DAYS」製作のきっかけやアイデアのもと、アニメーションにかける想いなど色々とお話を伺ってきました。


―今回のオリジナル短編アニメ「FASTENING DAYS」製作にかかった時間はどのくらいですか?

石田監督:約3ヶ月ですね。YKKをモチーフにした短編アニメというオファーだったので、まずどんなモノを作ろうかと悩みましたね。アイデアはプロデューサーの田中さんが考えてくださっていたのでそちらをベースに考えて。とはいえ「ファスナーで人と人とをつないでゆく」という文面を見たときには、ビジュアル的にどういうことか悩みましたが(笑)。

―悩んだという事ですが、石田監督らしい自由な作品に仕上がっていますね。

石田監督:僕は小さいながら会社に入って商業作品に関わりながら、また、個人作家の意識もまだ残っているような作品を作っていたので、その自由さが今回のコラボにピッタリ合うのでは? というのがオファーの理由の一つでした。


―監督の作品ってどれも温かみがあって、デジタルで作っているのに人の手で描かれた手作り感がありますよね。

石田監督:アニメを作る時の道具としてデジタルを使っているだけで、人が手を動かしている事には違い無いので、デジタルで作っているからといって温かみが無いという事にはならないんですね。絵コンテから、原画を起こす作業から、結局は全部手作業ですので。


―この作品作りで一番苦労した事は何ですか?

石田監督:後編の追想劇は絵にするのが難しかったですね。後は自分で好きな様に作るアニメーションとは違って、クライアントさんがいるわけですから作り方も変わってきます。実際に販売されているファスナーと同じ様に作りをちゃんとしなくてはいけないなど、企業CMとして気を使う所は多いです。

―監督の様にアニメーション作家になりたいと思う人は多いと思います。そんな皆さんにアドバイスをするとしたら?

石田監督:高校の時にアニメーションを作り始めたのがきっかけですね。それまでももちろんアニメは観ていましたが、当時ネット上で自分の作品を発表している方が多く、それらを見るうちに作り手になりたいと意識しはじめました。僕もまだまだこれからだと思っていますし、これは自分にも言いたいことですが、好きならばひたすら描き続ける事だと思います。僕は高校生の時にアニメーションをやろうと決めましたが、当然、好きでしょうがないから今もやっていて、これからもやっていくつもりなんです。“好き”がないなら、もしくは足りないなら続けられないです。自分は今、その度合いを試されているんです。なんだかアドバイスになってませんが(笑)。

―これからの監督の活躍を楽しみにしています。ありがとうございました!


「FASTENING DAYS」ストーリー

ケイが発明したFastening Machine(FM)には、さまざまなタイプのファスナーが格納してあり、自在に放出することができる。
「さあ、つなぎにいこう!」 
FMを装着し、パーカーにマントとマスクというおそろいのアイテムに身を包んだヨージとケイは、幼い頃に両親を亡くした2人の後見人であるアンナの心配をよそに、今日も「つなぐ」ことで、人々を幸せにするため街に出る。
しかし、自慢のFMで人々笑顔にしてきた2人にも、つなぎきれていないものがあった―。翌日に控えた学芸会の案内をケイがアンナに知らせていないことを心配するヨージ。「だって、アンナはおばあちゃんだし…」
学芸会当日、子ども部屋で学芸会の案内の紙を見つけたアンナは、急いで学校に向かうも、自身が乗るハイテク車椅子がショートを起こし、暴走し始めてしまう。通学路の途中、猛スピードで校門付近を通過していくアンナに気づいた2人がとった行動とは?

動画URL:http://youtu.be/6UhQ0QK8bGY

http://www.ykkfastening.com/fd/

石田監督作品『陽なたのアオシグレ』再上映

日時:2014年12月6日(土)~12月19日(金) 17:00~(予定)※『寫眞館』と同時上映
劇場:下北沢トリウッド
料金:一律 1,000円 (韓国アニメ『パタパタ』とのセット料金割引き100円)
http://homepage1.nifty.com/tollywood/ [リンク]

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記者:

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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