公衆電話がWi-Fiスポットに変身?日本人デザイナーがNYを変える!
いまや日本では、その姿をほとんど見かけることがなくなった電話ボックス。
ニューヨーク市では、なんとその電話ボックスをWi-FIステーションとして甦らせようという計画が進んでいる。
このプロジェクトは「LinkNYC」と呼ばれるもので、最大45mの範囲内でインターネット利用が可能になる設備「Link」を設置するという。
デザインを手がけたのは、Antenna Designの宇田川信学(うだがわ・まさみち)さん。
ニューヨークの地下鉄車輌や駅のデザインを手掛け、「過去25年間で最も影響力のあるニューヨーカー100人」にも選ばれたことのある工業デザイナーだ。
「Link」の機能とデザインは、以下の通り。
1 ギガビットのスピードで、24時間フリーでインターネットへアクセス可能
2 照明
3 デジタル広告表示
4 スピーカー、マイク付きでタッチスクリーンのAndroidタブレット
5 キーボード、点字表と911ボタン、USB充電器、ヘッドフォンジャック
6 アルミニウムの象徴的なデザイン
7 歩道の邪魔にならない流線型のデザイン
365日24時間アクセス可能な公共Wi-Fiで、アメリカ国内であれば無料で電話でき、さらにモバイルデバイスへの充電も無料だ。
また、911や311(日本の110番)などへの緊急サービスも、ボタン1つで連絡できるという。
クールなデザインが魅力的で、ビジネスマンの街、ニューヨークの名物になるに違いない。
日本でもこうしたプロジェクトが導入されれば、さらに快適なモバイル生活が送れそう。
LinkNYC
http://www.link.nyc/
Antenna Design
http://www.antennadesign.com/
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