大泉洋主演『ぶどうのなみだ』の舞台・空知はアンモナイトの街? 「1億年前から受け継がれた土地」

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2012年に公開された映画『しあわせのパン』の三島有紀子監督と主演の大泉洋さんが再タッグを組み、再び北海道を舞台に描いた『ぶどうのなみだ』。10月4日に北海道先行、10月11日より全国ロードショーとなります。

『ぶどうのなみだ』は、大泉さんと染谷将太さん演じる年の離れた兄弟と、安東裕子さん演じる旅人の心の触れ合いを描いたヒューマンドラマ。北海道・空知の豊かな自然の中で 「黒いダイヤ」と呼ばれるピノ・ノワールの醸造に挑む、心にじんわり染みる物語です。

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この北海道の空知という場所は実は太古の昔、海の底だったそう。空知にある「三笠市立博物館」には白亜紀の化石が展示されているなど、化石と結びつきが強い街。

本作の企画を務めているのは、CREATIVE OFFICE CUE代表取締役社長の鈴井亜由美さん。そう! 『水曜どうでしょう』ファンにはおなじみの“ミスター”の奥様です。鈴井さんは映画について、

「アンモナイトが生息していた時代は1億年前、石炭の元になった木の化石が眠る地層は5千年前のもの、そこからバトンを受けている現在の葡萄畑の土。空知の土地に生きて来た人々、家族もこれからもきっとそのバトン渡しをしていくのだろう、我々も然り、家族と向き合い、その土地を大事にしてもらいたいという想いが込められています」

とコメント。筆者も映画を観ましたが、とにかく自然が美しくて、とにかくワインが飲みたくなります。いつか空知を旅行してみたいなあと思いました。ナパバレーにはなかなか行けなくても、北海道なら……! この物語の中でも、重要な意味を持つアンモナイト。どの様に関わってくるのか、ぜひ映画で確かめてみてくださいね。

『ぶどうのなみだ』
http://budo-namida.asmik-ace.co.jp/

(C)2014「ぶどうのなみだ」製作委員会

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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