松屋でダブルカットヒレステーキ丼を食べたら肉肉肉パラダイスだった件→ そして

肉が食べたい、そんなときはどうするか? 肉を食えばいい。ということで、松屋のダブルカットヒレステーキ丼を食べてみたのだが、肉肉肉パラダイスだった。ライスが見えないくらい肉だらけの肉盛り。

松屋のダブルカットヒレステーキ丼は松屋の肉先輩に負けない肉っぷり

松屋の肉といえば「牛焼肉定食」「カルビ焼肉定食」「厚切り豚カルビ焼肉定食」は定番であり鉄板。それを食えば間違いなく肉で味覚を満たせるし、肉2倍のW定食にすれば身も心も肉色に染まる最高のキャパい肉メシ。

だがしかし、松屋のダブルカットヒレステーキ丼は松屋の肉先輩に負けない肉っぷりを魅せる。完全に肉の存在に振り切った、松屋のなかでも特に肉ざんまいな肉料理。ライスにガツンと肉塊が盛られているわけ。そして目の前にあるその肉を食い、肉に全集中して肉を楽しめるわけ。

三味一体となって味覚に緩急とグラデーションをもたらしてくれる

肉を箸でつまむ、けっこうデカい。しかし、半分だけかじって食べる感じでもない。ということで一口で食べて、よく噛んで食べることに。……ムオッ! かなりパワフルな味つけ! 塩辛さがある!! ずっと塩の強さが続くとツラいかも!? と思ったが、そんなことはなかった。

おそらく、肉を焼いた後にソースをかけて仕上げていると思われる。よって、ソースがたっぷりかかった肉と、そうでない肉がある。濃い肉、そして薄めな味付けの肉、そしてソースがほぼかかってない肉、それぞれが三味一体となって味覚に緩急とグラデーションをもたらしてくれる。むしろこれ、部分的に濃い肉が存在するのは、アリなんじゃあないか!?

濃い味! 薄めな味! プレーンな味! すべて重要

ステーキは味付けによって大きく美味しさが変化する。ずっと薄味では退屈だし、味が肉そのものでプレーンすぎては美味しさを発揮できない。濃い味、薄めな味、プレーンな味、それぞれが存在することでダブルカットヒレステーキ丼が成り立っていると感じた。あと、肉を食べつつ味噌汁を飲むと、意外とイケるのよ。味噌汁の旨味と芳醇な味噌が肉の旨味を繊細なものに仕上げてくれる。いいぞコレ!

ダブルカットヒレステーキ丼は赤身の旨さを楽しむ料理

あとこの料理だが「霜降り牛しか食べたくない」「柔らかくて食べると溶ける感じのステーキが好き」という人には向かない。ダブルカットヒレステーキ丼は、赤身の旨さを楽しむ料理だ。赤身の旨さをガッツリと堪能し、たんぱく質たっぷり摂りたいひとにはオススメしたい。ごちそうさまでした!


(執筆者: クドウ秘境メシ)

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