“大人の超合金”第2弾! 『スペースシャトル エンデバー号』発表会レポート
バンダイは、大人向けのこだわりホビーアイテム『大人の超合金』シリーズ第2弾となる『スペースシャトル エンデバー号』を12月3日に発売することを発表。東京・東京商工会議所で製品発表会を開催しました。
3月に発売された『アポロ11号&サターンV型ロケット』に続く第2弾。バンダイが『超合金』で培った技術により、実在する造形物をリアルに再現した塗装済み完成品モデルです。子どもから大人まで幅広い知名度を誇る有人宇宙船『スペースシャトル エンデバー号』を全高約390mmの1/144スケールで再現。発射から宇宙空間での作業、帰還までのあらゆるシーンを再現して楽しめるのが特徴です。
軌道船『オービター』専用のスタンドが付属するほか、発射をイメージしたスタンドが付属。LEDライトを点灯して明るく照らしたり、鏡面仕上げのスタンドで精巧なエンジン部分も鑑賞できます。
外部燃料タンクや補助ロケットは、『オービター』から着脱が可能。『オービター』は、フライトデッキやミッドデッキといった内部構造まで忠実に再現されており、ペイロード・ベイを開いてロボットアームにより多目的補給モジュール(MPLM)を船外に取り出す、宇宙飛行士に船外活動させるなど、さまざまなシーンを再現してディスプレーできます。
『オービター』関連では、ISS用ロボットアーム、多目的補給モジュール(MPLM)、ペイロード・ベイのディスプレー用支柱3種、宇宙飛行士、宇宙飛行士用ワイヤが付属します。
発射時を再現する固体燃料補助ロケット(SRB)の左右1対、外部燃料タンクが付属。特に外部燃料タンクは「オレンジが写真によって見え方が異なり、色味を再現するのに苦労した」(説明委員)とのこと。
ディスプレー用のパーツも充実しています。発射用のスタンドは鏡面仕上げの表面に透明プレートとフォトシートを使い、発射シーンを再現できます。フォトシートは富士山上空と海面上空の2種類を用意。『オービター』専用のスタンドは、『オービター』単体のディスプレーに利用します。
初回生産分には、NASAの車両『アストロバン』のダイカスト製ミニカーと、宇宙飛行士7名のフィギュアが付属。いずれも本体と同じ1/144スケールとなっています。
価格は4万7250円(税込み)の“大人価格”。対象ユーザーは機械、テクノロジー、宇宙好きの30~60代男性です。第1弾の『アポロ11号&サターンV型ロケット』は在庫の90%を消化しているそうで、現在では入手困難という売れ行き。『スペースシャトル』は幅広い世代が実際にテレビなどで目にしているため、またもや争奪戦となりそうです。
このまま宇宙船でシリーズ化していくのか質問してみたところ「大人たちに夢や希望を与えてくれたものをリアルに再現するのがコンセプトで、たまたま宇宙船になった。第3弾はまったく違うものになっているので楽しみにしていてください」(説明員)とのこと。今後のシリーズ展開はどうなっていくのでしょうか。
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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