女装ニコニコ生主”百花繚乱”が教える“男の娘”メイク【二重編】

メイクについて

こんにちは。『ニコニコ生放送』というサービスで、女装の生放送をしている百花繚乱です。今日は男である僕が考える“女装用のメイク”の中でも重要な要素のひとつ、“二重まぶた”の作り方について説明してみたいと思います。
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いつの時代も女性は(そして一部の男性も)美への探求心が尽きることはありません。でも、”美しい”と一言で言うのは簡単ですが「どの辺りに注意したら良いのか」となるとなかなか難しいところです。

実は”美しい”と人間の脳が感知しやすい条件のひとつに大きな目というのがあるそうです。メイク慣れしている女性の方は既にご存知かもしれません。「目は口ほどにものを言う」という言葉の通り、最近の若い女性のメイクやプリクラ機などを見ても目を強調しているのがわかるかと思います。

目を大きく見せるために世の女性は“カラーコンタクトを入れる”“影を強調する”“まつ毛を伸ばす”など様々な努力をしているのです。しかし目を大きく見せるにあたって“一重まぶた”“奥二重まぶた”という日本人に多く見られる特徴は、実は大きなハードルのひとつ。今回はこのハードルを克服し“パッチリ二重”になるアイデアグッズの数々を、女装経験者の僕が紹介しようと思います。

死んだ魚の目

– アイビューティーフィクサーNL
まずは一般的に多く認知されている”のり”でまぶたを接着し持ち上げて二重にするタイプのものを使ってみましょう。今回使用させていただいたのがアストレアヴィルゴから発売されている『アイビューティーフィクサーNL』。この商品は一般的によく知られる「接着液でまぶたを貼り合わせて二重を作る方法」と、「接着液を重ね塗りすることでまぶたの上に被膜を作り二重まぶたを形成する方法」の二種類が同時に行える優れものなのです。

フィクサーNL

まずはまぶたを接着する方法を試してみましょう。まず、まぶたの上に接着液を塗り半透明の状態になるまで待ちます。そのあとスティック状の器具“プッシャー”を使ってまぶたを押し上げます。接着液の乾燥までに待ち時間を感じることなく、スムーズにまぶたを押し上げる作業に移行できました。さらに接着力も申し分なく、ストレスなくまぶたの接着に成功しました。これはこの商品の特色でもある“被膜を作り二重まぶたを形成する方法”のために接着液が乾きやすく設計されているように感じました。結果、短時間で二重まぶたの形成をすることができました!いい感じです。かなりスピーディーに仕上げられましたので、日ごろ時間に追われることが多い人におすすめできそうです。

次に被膜を作りまぶたを形成する方法を行ってみました。この方法は接着液を塗り重ねるという方法を用いるため多少時間がかかってしまう場合がありますが、その時間をかける価値のある自然な仕上がりの二重まぶたを作りあげることができます。また、自然なのは見た目だけでなく、仕上げた後の感覚同様です。接着法特有の引きつっている感じがないため、まぶたに対する負担も少なく自然に感じられました。さらにはまぶた上の接着面で皮膚が隠れる部分がないのでメイクをしやすいというメリットもあります。

オレンジで作った目皮膜

– ペンシルアイトーク
お次も、接着液を用いて二重を作るタイプのもの。KOJIから商品化された『ペンシルアイトーク』という製品です。ペンシルタイプで容易に接着液をつけることができ、キャップ自体がまぶたをまぶたを持ち上げる「プッシャー」の形状をしているという無駄のないアイデアで使いやすさに貢献しています。

二重まぶたでないことを気にする女性の中には二重用化粧品を使っていることを周囲に知られたくないと考える人も少なからず存在しています。なによりも二重瞼化粧品を愛用している僕自身もそういったことを考えていました。外観もオシャレにできたこの商品なら持ち歩く抵抗が少ないのではないでしょうか。消費者目線で開発が行われ、使いやすく工夫されたものが多く見受けられるようになって来たのはとても喜ばしいことです!

ペンシルアイトーク

ペンシルタイプのこの商品、実はキャップをあけてみても開発者の優しさと気配りが伺えます。なんとキャップ内にバネが仕込んであり、女性でもしっかり閉めたキャップをあけやすいよう工夫がされているのです。肝心の接着でも、接着液の量の調整がかんたんにできたので、塗りたい場所にちょうど良い量の接着液を的確に塗ることができました。さらに中の接着液がなくなってしまったら カートリッジを入れ替えるだけでまた使えるようになるというエコな優れもの。何度も買い換える必要がなく経済的でもあり、二重まぶた化粧品初心者でも安心して手をだせる商品のひとつといえることは間違いないです。

スタイリッシュぺン 一番きれいにできた目

– オペラ アイプチ リキッドテープN
皮膚の上に被膜をつくり二重まぶたを形成する方法は接着タイプに比べてまぶたの引きつった感じがないので、使用する人が増加している模様。イミュから発売されている『オペラ アイプチ リキッドテープN』の特徴は汗・水に強いウォータープルーフタイプ。すばやく乾き、使用したことが目立たないことで自然な二重まぶたを形成することができるというものです。

リキッドテープ緑

商品に同梱されている取扱説明書も実際にモデルの方が商品を使って二重まぶたを形成する過程を実写で説明。とてもわかりやすくできています。“プッシャー”も大きめに作られていますのでしっかりとした二重まぶたをつくりやすくなっています。実際にまぶたにつけると実感できるのですが、少しの時間でも乾きやすく、さらに出来上がりのまぶたはとてもナチュラルに仕上がっています。時間をかければとても納得のいく二重まぶたを作りやすいと言えるでしょう。アイメイクを重視した二重まぶた作りなら是非この商品をおすすめしたいです。

リキッドテープ緑比較

– スムースアイメイクEX
被膜で二重を作るタイプの商品でも『これはなんだろう?』という消費者の興味をそそるのは、プレビュートから発売の 『スムースアイメイクEX』。この商品の気になるポイントは、理想の形を作りやすくするトリートメントなるものが付属しているということ。そもそもトリートメント剤のついた二重まぶた化粧品というものを知らなかったという方も多いのではないでしょうか?

トリートメント

さっそくこのトリートメント剤を試してみました。使用直後、見た目に大きな変化は見られないが 触ってみるとトリートメント剤を塗った部分がしっとりとしているのが感じられました。これによって 二重まぶたを形成したとききれいに仕上がりやすくなる、というわけなのです。皮膚のことを気にすることが多い方には喜ばしい仕様ですよね。皮膜を作る方法とまぶたを接着する方法の2パターンで二重を形成することができるので、幅広い人にとって使いやすいものになっているといえるでしょう。二重まぶたを作る”まぶたの基礎”の段階に着目している数少ない商品といえます。

トリートメント比較

– MEZAIK
『MEZAIK』は以前、テレビや雑誌などのメディアを通じ、爆発的ブームを巻き起こした二重まぶた化粧品なのでご存知の方も多いかも。『MEZAIK』は、粘着性のある極細のファイバーがとにかく特徴的。柔らかいゴムのようなヒモをグイッと引っ張ると出てくるファイバーでラインを作成します。このファイバーによってできるラインは、とてもしっかりとしているのでひときわクッキリとした大きな目を演出できます。さらに肌への負担も少ないため、繊細なまぶたの皮膚にとっての安心感が違います。

メザイク

特徴的な分、使用する過程で多少の慣れが必要になってきますが コツをつかみ使いこなせるようになったときの効果は本当に大きなものといえるでしょう。どうしてもうまくいかないと言った場合には『MEZAIK FITER』という補助下地剤もあるので利用するとよいでしょう。使用中のまぶたの負担も気にならず、僕も実際に周囲から「目の印象が変わった」という意見を多くもらった製品でした。『MEZAIK』を使って二重まぶたを作るプロセスが楽しい! という声もあがるほどの支持を受けている製品です。

メザイクファイバー比較

さて、上記で紹介した“二重まぶた化粧品”は、もちろんほんの一部に過ぎません。よりキレイに可愛くなりたいという女性、そして男性が居る限り、今後もより良い製品がこれからも開発されていくことでしょう。この記事がキレイになりたいあなたや、素敵な女装ライフを楽しみたいあなたのヒントになればうれしい限りです。美しさに答えはありませんが、あえてその答えをみなさんと探していきたいと思っています。百花繚乱でした。

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