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空が舞台の密室アクション『フライト・ゲーム』公開直前 過去の名作“飛行機サスペンス”を3分でおさらい

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高度1万2000mの大西洋上空を飛行する旅客機が舞台となるフライトサスペンスアクション映画『フライト・ゲーム』が、9月6日(土)より全国公開となります。主演は、『96時間』シリーズで、娘のためにこれでもかと冷酷で惨忍な暴れっぷりを披露した姿が記憶に新しいリーアム・ニーソン。全米で初登場1位を記録し、その後、世界各国でオープニング興収ナンバーワンが続出している話題作です。

<ストーリー>
NY発ロンドン行旅客機の警備のため、客を装って乗り込む航空保安官のビル(リーアム・ニーソン)。真夜中、彼の携帯に指定の口座に送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺すというメールが届く。いたずらか本気か半信半疑でいるうちに、1人目の犠牲者が出てしまう。ビルは乗客を拘束して荷物や携帯を調べるが、何ひとつ手掛かりは見つからない。乗客名簿を調べた保安局は、「全員問題ない。お前以外は」とビルを疑う。彼には暗い過去があり、今もある問題を抱えていた。さらに犯人の指定口座がビルの名義だと判明する。2人目、3人目と犯行は繰り返され、機内の疑惑と緊張感が頂点に達するなか、次のタイムリミットが迫る──!


これまでも飛行機を舞台にしたサスペンス作品は数多く誕生しており、“飛行機サスペンス”と呼ばれるこのジャンルは、上空で逃げ場が一切ない“究極の密室”という、緊張感あふれる展開を演出します。米タイム誌が2013年に発表した、“飛行機を題材にした映画ベスト10”には、ドラマやコメディ、アクションといったさまざまなジャンルと並び、10本中3本の“サスペンス映画”が選出されています。『フライト・ゲーム』の公開が待ち遠しいみなさんのために、過去の名作“飛行機サスペンス”がおさらいできるこの3本を紹介しましょう。

『フライト』(2012年)

1本目は、ロバート・ゼメキス監督作、デンゼル・ワシントン主演の『フライト』。大惨事になりかねない墜落事故から多数の乗客を救った機長に、フライト中に飲酒していた疑いがかかるというストーリー。彼は英雄か、それともアル中の犯罪者か!? というスリリングな展開は、突然の脅迫メールにより、146人の守るべき乗客が146人の容疑者へと変わってしまうという、『フライト・ゲーム』のスリル満点で目が離せない展開に通じるものがあります。

『ユナイテッド93』(2006年)

2本目は、ポール・グリーングラス監督の『ユナイテッド93』。9・11の全米同時多発テロの混乱を、全米中の飛行機を監視する管制センターや米軍基地、そして、ハイジャックされるも目的地へは届かずにペンシルバニア州に墜落したユナイテッド93便の内側から描く問題作。9・11同時多発テロ以後は、ほかにも同じ事件を題材とした映画が数多く作られていますが、『フライト・ゲーム』でリーアム・ニーソンが演じる“航空保安官”という職業は、実は9・11以後に新たに誕生したものなんだそうです。

『大空港』(1970年)

3本目は、ジョージ・シートン監督の『大空港』。旅客機内に爆弾が持ち込まれたことから起こるパニック映画で、バート・ランカスターら当時のオールスター・キャストが出演したメガヒット作。その後、シリーズ3作品が製作されました。飛行機映画が流行り始めたのは1970年代と言われており、その代表作であり火付け役が『大空港』とも評されています。

『フライト・ゲーム』では、“お約束”と“予想外”に期待

ほかにも、『エアポート’75』(’74)、『コン・エアー』(’97)、『エアフォース・ワン』(’97)、『フライト・プラン』(’05)など、これまで数多くの傑作飛行機映画が映画ファンを楽しませてきました。犯人と同じ空間に閉じ込められる恐怖。人種も年齢も違うからこそ乗客の間に広がる疑心暗鬼。そして墜落の危機がスリルに拍車をかけるノンストップな展開。“飛行機サスペンス”にはハラハラする展開がこれでもかと詰め込まれています。

『フライト・ゲーム』の監督であるジャウマ・コレット・セラは、映画の製作にあたり、「何か根本的にほかと違うものを作ろうとしたというわけではないんだ。誰もが飛行機の機内にいるとしたら、同じ要素に直面するしかないし、変えようがないこともいくつかあるしね」と、70年代から流行する飛行機映画の流れを受け継ぐものと認識しつつ、一方で、「自分自身の飛行機を作って、自分だけのことをしたかった」と、オリジナリティの要素にもこだわっていることを明らかにしています。“飛行機サスペンス”ならではの“お約束”と、今作オリジナルの“予想外”の展開に期待です。

余談ですが、飛行機が出てくる映画が観たいけど、サスペンス系やパニック系が苦手という方には、『名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)』(’04)や、綾瀬はるか主演の『ハッピーフライト』(’08)なんていかがでしょうか?


映画『フライト・ゲーム』公式サイト:
http://flight-game.gaga.ne.jp/

(C)2014 TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S. – STUDIOCANAL S.A. 

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記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

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