『弱ペダ』俳優・村井良大さんがエグい映画に主演 ゾンビが“人間牧場”を営む『ハンガー・ゼット』[ホラー通信]
ゾンビ映画において、街や都市がゾンビパンデミックに陥り外はゾンビだらけ、生き残るはごくわずかな人間たち……という状況がままあります。そんなとき、なにか思うことはありませんか?
「ゾンビ、もう食べるものないんじゃね?」
そう、ゾンビだらけになったらゾンビの食べる物がない! そのときゾンビは一体どうするのか――そんな映画が出来ました。9月27日公開、人気若手俳優の村井良大さんを主演に迎えた映画『ハンガー・ゼット』です。
ゾンビだらけとなった街……食べる人間が激減したことで、ゾンビ社会には食糧危機が訪れていました。理性もなく人間に喰らいつくのがゾンビのイメージですが、この映画の彼らはよほどお腹が空きすぎて頭が冴えていたのか、「人間を増やさねば……」と思い立ちます。
目の前の美味しそうな人間を食べることを我慢し、人間を繁殖させる“人間牧場”を運営。そこはゾンビが人間を繁殖させるために人間たちに毎日セックスを強要する異常な場所でした。ひでえ話ですがなんだかやたらと効率の悪い話でもありますね……。
そこにぶちこまれた主人公の青年としゆき(童貞)。最初は抵抗しますが、清楚でうつくしいパートナー・みつえをあてがわれ、性欲に目がくらみます。
一方、美味しい人間ができあがるのを心待ちにするゾンビたちは、人間のために田を耕し、料理を作り、人間にご奉仕ご奉仕。がんばれゾンビ! しかしそんな人間牧場にも危機が訪れ……というのが『ハンガー・ゼット』のストーリー。
エグいストーリーではございますが、主演の村井良大さんは『仮面ライダーディケイド』や舞台『弱虫ペダル』に出演する注目の若手俳優さんです。なぜこの映画に……。そして、ヒロインみつえ役には2013年ミスヤングチャンピオン4代目グランプリの小田島渚さん。そのほか、新納慎也さん、水谷あつしさん、亜紗美さんら個性的な俳優陣が脇を固めます。
一体どんな映画に仕上がっているのか想像もつきませんが、9月の公開をどうぞお待ちください。個人的には健気なゾンビさんたちを応援したいな!
『ハンガー・ゼット』
9月27日(土)~10月3日(金) ユーロスペースにて1週間限定レイトショー出演:村井良大、小田島渚、新納慎也、亜紗美、水谷あつし 他
監督:月足直人
2014年/日本/カラー 制作:日本出版販売株式会社、株式会社クレイ、新東宝公式サイト:http://hunger-z.com
この夏のホラー情報は『ホラー通信』をご覧ください。 http://horror2.jp/[リンク]
(C)2014『Hunger Z』製作委員会
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