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怒る人はファン失格! ディズニー無許可映画の魅力と撮影秘話に迫る

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左からエプ男、デーブ・スペクターさん、ランディ・ムーアさん
いよいよ7月19日(土)の公開が迫るブラックファンタジー映画『エスケイプ・フロム・トゥモロー』。本作は、ディズニーランドのパーク内を無許可でゲリラ撮影した映像を元に制作された問題作ということで、公開前からディズニーファンをはじめ、映画ファンからもにわかに注目を集めています。

7月17日、そんな本作の1度限りの特別先行試写イベント「リアル入場ゲーム 黒い夢の国からの挑戦状 キミは黒ミッキーに勝てるのか!?」が開催。

これは、ミッキーマウスを真似た変なツイートで注目(?)を集めていた本作のTwitterアカウント「@BlackWDLand」がツイートする4問のクイズに全問正解できた先着50人だけを招待するという、最近人気のリアル脱出ゲームに便乗したイベント。

そんなイベントに、極秘で本作の監督を務めるランディ・ムーアさんが登壇するとのことで、早速会場に行ってきました!

実はランディ・ムーアさんのディズニー愛に溢れた映画になっていることや、ディズニーに無許可で撮影したという視点からの注目はやめてほしいと語るディズニー文化の専門家・新井克弥さんの言葉、さらには監督のランディ・ムーアさんが語る決死の撮影秘話など、一見異色な作品に見られがちな本作の真の魅力を語り尽くす、ディズニーファン必須のイベントの様子を徹底レポートいたしますっ!

また、今回はWeb上で座席の予約ができる本作のムビチケを抽選で3名様にプレゼントするスペシャル企画も実施! 応募方法は記事の最後に記載しているので、是非奮ってご応募下さい!

リアル入場ゲームに行ってきた

試写会開催の7月17日の13時より、このような感じでディズニーにまつわる4問のクイズが公式アカウントから出題。クイズの参加者は、それに対してダイレクトメッセージで答えを送る流れになっていました。

難易度の高い問題で悪戦苦闘する方が多かったようです。

リアル入場ゲームに参加したのは128名、全問正解した人数は…

今回の「リアル入場ゲーム」に参加した人は総勢128名。その中でTwitterによるクイズを解いて、無事、会場に入ることができたのはわずか9名……。やはり問題が難しかったようです。この行列には、映画サイトなどの招待チケットに当選した方も含まれています。

次のページからは『エスケイプ・フロム・トゥモロー』を見る前に絶対知っておきたい内容満載のトークイベントの様子をお伝えしていきます!

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この映画を見て怒るような人は真のディズニーファンとしては失格

イベントでは、試写前にスペシャルゲストによるトークショーが行われました。

MCにTBS番組『王様のブランチ』のリポーターで知られる鈴木あきえさんを迎え、ディズニー文化の専門家である関東学院大学文学部教授・新井克弥さんと、ディズニーランドの元キャスト

そして、サプライズで登場したTVプロデューサーでありタレントのデーブ・スペクターさん、さらに本作の監督を務めたランディ・ムーアさんもサプライズで登壇し、ディズニーランドの裏側や本作の真の魅力、見てほしいポイントなどのトークを繰り広げました。

トークショーの中で印象的だったのが、ディズニー文化の専門家である関東学院大学文学部教授・新井克弥さんが語った本作の見どころ。以下、新井さんによる圧巻の本作の考察と、見る前に絶対に知っておきたいポイントなどをお伝えします。

新井 まず1つ、この映画がディズニーに無許可で撮影したとか、あるいはエログロであるとか、ディズニーの虎の威を借る狐だとか、そういう考えをやめていただきたいんです

逆にこの映画のテーマはイマジネーション=想像です。この映画では、ウォルト・ディズニーが持つ創造と、主役のジムという1人の男の妄想、この2つのイマジネーションが対決します。

イマジネーションという言葉は、ウォルト・ディズニー・カンパニーが最も重要視しているキーワード。そして、実はこの2つのイマジネーションを合わせ持ったのがウォルト・ディズニー彼自身です。

つまり彼はクレイジーだから、ディズニーというファンタジーな世界をつくったんですよ。この映画を見ると、監督のランディ・ムーアさんがウォルト・ディズニーをすごくリスペクトしていることが伝わってくる。ウォルト・ディズニーの精神性が非常によく現れていると思います。

この映画を見て怒るような人は真のディズニーファンとしては失格だと思いますね(笑)。

みなさんに映画を見る上でチェックしてもらいたい点がもう1つあって、それは“ミッキーを探せ”じゃなくて、“ディズニーを探せ”、“ウォルト・ディズニーを探せ”ということです。

監督はものすごくディズニーのことが好きだと思うので、すごく勉強していて、この映画にはディズニーに関するいろんな情報が入ってます。実はWeb上で公開されている予告編の中にもたくさん入っていて、ディズニー通なら思わずニンマリしてしまう要素が満載になっています。

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セキュリティに止められてパニックになった

新井さんの白熱のトークが終わった後には、デーブ・スペクターさんに続き、ランディ・ムーアさんがサプライズで登壇。デーブさんが通訳をしながら、ランディ・ムーアさんに質問をしていました。

鈴木 監督は今日、日本に来日されてたんですね? デーブさん通訳お願いします。

デーブ・スペクター 誰か英語話せる人いませんか?

会場 (笑)(笑)(笑)。

ランディ・ムーア ──(以下、すべて英語)

デーブ・スペクター はじめてUFOを見たのは15歳の時です。

こうしてデーブさんが会場を湧かしながらも、本作の撮影の危機に関するお話も。

デーブ・スペクター 最後の撮影でセキュリティに止められたって話を聞いたんですけど、どういう状況だったんですか?

ランディ・ムーア 幸い撮影のほとんど最後の方で起きたことなので助かったんですが、同じシーンの撮り直しで、同じ場所を何度も出入りしていたので、だんだんと不自然に思われてしまってたんです。

それに加えて、撮影するカメラマンには、できるだけ清潔な格好で観光客に見えるようにお願いしてたんですが、過酷な撮影が続いたせいで、ヒゲが生えてきたりと、だんだんと不潔になってしまってパパラッチに見えるようになってしまったんです。

そのせいか、セキュリティに「周りにたくさんのパパラッチがいますが、あなたたちは有名人ですか?」と聞かれて呼び止められてしまった。出演者の服の中にはボイスレコーダーとか撮影用の隠し機材が入っていてパニックになりました。

そこで機転を効かしてくれたのが、出演者の8歳の女の子です。なんとなくマズい状況を察知したその子が、家族という映画の設定を崩さずに、「トイレに行きたい」と言い始めて、家族みんなでトイレに付き添って、中でボイスレコーダーやマイクなどを全部外して、もう1度外に出ました。

するとちょうどいいタイミングでパレードがはじまって、周りの騒ぎに紛れ込んでその場を逃れることができました。出演者が映画と同じ家族という設定を崩さずにうまく切り返してくれたのと、パレードというディズニーランドならではのイベントのおかげで助かりました。

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ディズニー愛に溢れてるからこそ黙認

いかがでしたでしょうか。

会場では、ほかにもハロウィンやクリスマス、イーストなどの季節のイベントごとにパーク内の飾りが変わることからの撮影の苦労などの撮影秘話も語られました。

ウォルト・ディズニー・カンパニーは、国内外問わず著作権管理に非常に厳しいことで有名。そんな同社が運営するディズニーランドのパーク内を無許可で撮影した、という異例の試みから、そこばかりに注目が集まる本作。

しかし、米国で毎年開催されている映画祭「サンダンス映画祭 2013」では、ディズニー側の弁護士を務める方も来場していたそうですが、なぜかいまだに訴えられていません

これはあくまで仮説になりますが、本作は、ディズニーランドという夢の国が好きであれば好きであるほど楽しめる内容になっていることから、いまだ黙認されているという話があります。たしかに、新井さんが語るようにディズニーファンにはたまらない作品に仕上がっていることには間違いありません。

あなたもぜひその目で確かめてください!

読者プレゼント応募方法!

そして今回、スペシャル企画として本作のムビチケを抽選で3名様にプレゼント! 応募方法は、KAI-YOU公式アカウント(@KAI_YOU_ed)をフォローして、7月23日(水)15時までにこの記事のURLをツイートするだけ!

当選した方には、7月25日(金)までに当選のお知らせをTwitterのダイレクトメッセージにてお送りいたします!

映画『エスケイプ・フロム・トゥモロー』は、7月19日より、TOHOシネマズほか全国各地の劇場でロードショーッ!

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