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チャリティーイベントにゲーマーが集結!! 『第四回TOPANGAチャリティーカップ』観戦レポート

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プロゲーマーの ときど選手、マゴ選手が所属するゲーム団体『TOPANGA』が主催するTOPANGAチャリティーカップ。2011年の東日本大震災を受け開始されたチャリティーイベントで、大規模大会としても親しまれ全国から毎年多くのプレイヤーが参加している。ゲームは『ストリートファイター4シリーズ』を使用して行われており、今回は最新作『ウルトラストリートファイター4』で行われた。

7月5日に第四回目を迎えた本大会は、過去最高となるエントリー数を記録。プロゲーマーのウメハラ選手やsako選手をはじめ人気プレイヤーが一堂に会すとあって、女性ファンやギャラリーとしての参加も多く、ファン感謝デー的なイベントにもなっている。

今回は“ストリートファイターの祭典”にお邪魔させていただくことができたので、現地で目の当たりにした盛り上がりをレポートしていきたいと思う。

当日は生憎の雨、加えて会場となったプラサカプコン入間店は、最寄り駅から徒歩3キロと、遠方から電車で訪れるには少々骨が折れる立地。しかし、お店の協力で用意されたという広大なイベントスペースは、大会開始前から大勢の参加者で埋め尽くされていた。

エントリー料金は“1人1000円から”と若干高めだが、集まったお金は全て寄付されるチャリティーイベントということもあり参加者は勿論、ギャラリーの方々も進んで募金に協力していた。

女性の参加者も多く、ノルウェー出身のプレイヤーが中心となったチームがあったりと、さまざまなプレイヤーが参加していた。ギャラリーにも女性が多く、ゲーム大会というよりスポーツ観戦のスタジアムの様な雰囲気に包まれていた。

人気配信番組からの参加も多く『まだ走りたい』、『こくヌキ王国〜リターンズ〜』からそれぞれのチームが参加。『TOPANGA TV』からも弟子企画チームが参加し、大会運営を手伝いながら奮闘していた。

『指喧-YUBIKEN-』や『福岡GamersClub』など『スト4』シーンを支える配信番組チームも揃い、まさにお祭りと言った感じに。実況ブースには、ウメハラ選手など多くの有名プレイヤーがゲストとして訪れ配信を盛り上げた。




強豪プレイヤーが集まって構成されたチームも多数あり、プロゲーマーであるウメハラ選手とマゴ選手を擁する『TOPANGA』が予選トーナメントで敗退、優勝最有力候補の『勝ちたがり』もギリギリまで追い詰められる試合が何度もあるなど、全体レベルの高さが伺えた。

特に、地元を代表するプレイヤーを集めたチームは、個々のスキルも高くそれぞれのプレイヤーが持ち味を発揮し勝ち進んでいたのが印象的だった。

そんな中、決勝まで勝ち上がってきたのは注目度ナンバー1の『勝ちたがり』。先日シンガポールで行われた大会『SEAM2014』のウィナーズベスト4にsako選手を加えた、まさに勝ちたがりなチーム。しかし、このチームをもってしても気が抜けないのがTOPANGAチャリティーカップ、途中何度も大将を引きずり出され大ピンチに陥る。強過ぎる故にヒール状態の同チーム、ピンチを迎える度に会場は大きな盛り上がりをみせた。




いよいよ決勝戦

『勝ちたがり』の待つ決勝に駒を進めたのは、“指喧-YUBIKEN-”のメンバーを中心に構成された『どっこい商事』。dath選手、にのまえ選手率いる『ジャンクショップ「KARU」東村山店』、ジュリ職人5人チーム『癒されるねんな』、準決勝では強豪プレイヤー5人が集まった『トラウマ製造団体 B社』を破り、厳しいブロックを勝ち上がってきた。大会開催時間は10時間を超えていたが多くの方が観戦のために残り、大きな声援を送っていた。

先鋒戦は勢いにのる『どっこい商事』あきもメン選手が新キャラクター(エレナ)でボンちゃん選手(サガット)を倒すが、次鋒のsako選手(いぶき)が取り返し1-1。sako選手がそのままの勢いで次鋒-どっこい-選手(バイソン)も倒すものの、またも新キャラクターとの対戦となり中堅浮きメン選手(ポイズン)に敗れる。その後の中堅同士の闘いを『勝ちたがり』ときど選手(豪鬼)が取り、まさに一進一退の試合に会場は大きく湧いた。





ここを落としてしまうと大将で3人倒さないといけなくなってしまう状況となるため『どっこい商事』としては絶対に落とせない一戦、ここで登場したのは高円Gメン選手(ケン)。この日は強豪ジュリチーム相手に4タテするなど波に乗っている同選手、ときど選手相手にも一歩も引かず見事勝利した。

これで4人目同士となり『勝ちたがり』は、かずのこ選手(ユン)を投入。研ぎ澄まされた状態の高円Gメン選手を上手くいなした形で勝利しリーチをかける。


後がない『どっこい商事』大将すーぱー三太郎メン選手(サガット)だったが、かずのこ選手を圧倒。セービングを上手く使い勝利し、大将ふ~ど(フェイロン)を引きずり出す。会場の盛り上がりもクライマックスを前に更にヒートアップ。大将同士の試合に釘付けとなった。


127チーム635人の頂点を決める一戦はファナルラウンドにもつれこみ、会場のみならず全世界の視聴者が見守る中、最後は数々の大舞台を制しているお祭り男ふ~ど選手が勝利し『勝ちたがり』の優勝となった。


チャリティーとして開催されたイベントで社会貢献しつつ、ファンとの交流、全国のプレイヤーが集まるお祭り大会と、格闘ゲームを通して発せられる、eスポーツの持つパワーを間近で実感することができるイベント『TOPANGAチャリティーカップ』。今回会場となったプラサカプコン入間店は惜しまれつつも閉店となってしまったが、来年も是非とも開催し“格闘ゲーム”の楽しさを広めていって欲しい。

会場で募金された金額と、配信サイト『Twitch』での募金を合わせ、約70万円が東日本大震災への義援金として寄付される。
TOPANGAチャリティーカップ特設ページ(クリックで開きます)

【ニコニコ動画】第四回TOPANGAチャリティーカップ 決勝 勝ちたがりvsどっこい商事 part1
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23935501【リンク】

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