体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

『薔薇色のブー子』福田雄一監督インタビュー「指原とユースケは大分が産んだテキトウ二大巨頭」

DSC06218

『勇者ヨシヒコ』シリーズや『コドモ警察』、『HK/変態仮面』など、次々と独自の世界観を生み出す福田雄一監督。公開待機作『女子ーズ』や7月からスタートするドラマ『アオイホノオ』など、今最も活躍している監督と言っても過言ではありません。

そんな福田雄一監督が再び、HKT48の指原莉乃さんを主演に迎えたのが、5月30日公開の『薔薇色のブー子』。「ブー子」というあだ名で呼ばれる大学生の幸子が、自分を変えようと奮闘しながらも様々な不幸に見舞われる様を描いたコメディです。

指原さんの捨て身の変顔、体当たりの演技はもちろん、ユースケ・サンタマリアさん、田口トモロヲさんなど豪華な共演陣にも注目。今回は福田監督に作品への想いや「指原を初めて可愛いと思った」など、指原さんにまつわるエピソードを伺って来ました。

buko_sub8_large

――本作は、女子高生が次々と不幸な出来事に見舞われるという、矢口史靖監督の『裸足のピクニック』にヒントを得たそうですね。

福田:そうなんですよ。初めてサッシーに会った時から、『裸足のピクニック』の主人公に似てるなと思っていて。表情が作れないわけですよ、へたくそだから。でも、その作れないなりの表情の変化が面白いから、『裸足のピクニック』みたいに主人公が不幸に見舞われて行く様子をサッシーで撮りたかった。『ミューズの鏡』撮ってる途中からしつこく秋元さんに言ってましたね。

――念願かなって、この作品が生まれたわけですが、実際の撮影はいかがでしたか?

福田:あいつって女優に本当に興味が無くて、「バラエティ番組のひな壇の後ろでゆるくやっていきたい」と言ってたんだけど、総選挙一位になったからなのか、何か違う理由があるのか、すごい変わったんですよね。

――指原さんの意識がですか?

福田:この映画で初めて“座長意識”が芽生えたのか知らないけど、すごくやる気があった。序盤で「映画ってすごくたくさんの人間が関わっているけど、全員サッシーの為に来てるんだよ」って話したんですけど、珍しくマジメに聞いてて。最初は「映画なんて嫌だ嫌だ」ってずっとゴネてたのに、撮影中に「指原の乱」のロケで会った時に「映画の撮影すごく楽しいです。スタッフさんもすごく良い方で」って言ってきて。でも、俺の映画のスタッフってずっと一緒だから、スタッフが変わったわけじゃなくて、指原の意識が変わったからそう感じる事が出来たんですよね。後、今回のサッシーは珍しく可愛いですね!

――ナンバーワンアイドルにそんな事言えるのはきっと福田さんだけですね(笑)。

福田:今までのブサイク面じゃない。これまでは女優としての自覚が無いから、女優の顔が出来上がってないわけですよ。朝とかパンパンにむくんだ顔で来やがって。だから初めて「指原今日なんか可愛いな!」って言いましたよ。「夜、長時間お風呂に入って、むくみを取ってから寝るようにしてます」って言われて、そういう工夫をする様になった事がものすごい進歩ですよ。

――それだけこの映画にかける想いが強かったという事ですね!

福田:そうそう。指原が秋元さんに「夕食を付き合ってくれませんか?」って呼び出して、秋元さんは2人きりだと恥ずかしいからリリー・フランキーさんを誘ったらしいんですね。でも、指原は「明日の撮影のセリフ覚えないといけないんで!」ってちゃっちゃと1時間飯食って帰ったらしいですよ。秋元さんは「自分から誘っておいて、飯だけ食って帰るのかい!」って驚いたらしいけど、それだけ映画を大切に思ってくれてたんだなって嬉しかったですね。

――そして指原さんのお父さん役であるユースケ・サンタマリアさんの、「これぞユースケ・サンタマリア!」という演技も最高でした。

1 2次のページ
藤本エリの記事一覧をみる

記者:

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

山寺宏一&高木渉で『ポプテピピック』

GetNews girl / GetNews boy