人気漫画家・押見修造「スイートプールサイド」番外編を発表! 「とにかくねっとり描きたい」
「惡の華」「漂流ネットカフェ」など人気作を次々と生み出す漫画家・押見修造先生の初期傑作「スイートプールサイド」。毛のない男の子と毛深い女の子の青春剃毛ストーリーがまさかの実写映画となり、6月14日から全国公開となります。そんな、映画『スイートプールサイド』に押見先生が触発されて描かれる漫画「スイートプールサイド番外編」が別冊少年マガジン7月号(6月9日発売)に掲載決定! 先生からのコメントも到着しています。
映画『スイートプールサイド』は男子なのに毛が生えないことに悩む高校1年生・太田が同じ水泳部の毛深い女子・後藤綾子(刈谷友衣子)に「太田くん……私の毛を剃ってくれない?」と、とんでもないお願いをされる事からはじまるストーリー。毛に悩むふたりのヒミツの関係が時に切なく、時に息苦しく描かれています。「惡の華」もすごいけど、こんな話を思いつくなんて押見先生ってやっぱりへんた……、いや天才ですねッ。
映画を観てインスピレーションを得た押見先生が熱望して実現したこの番外編は、「スイートプールサイド」本編と同じ時間軸で夏休み中にプールの更衣室で太田が後藤の毛を剃るシーンが描かれる予定。
「映画の描写のように、とにかくねっとり描きたい」という押見先生は「改めて読み返しても、色々と稚拙な部分ばかりが目についてしまいます。でも、同じことはもう絶対できないのです。今の技術で同じことをやろうとすると、ダメになってしまうから不思議です。とにかく一生懸命やって、結果何か味が出ればいいなあと思います」と意気込みを語っています。
プール開き直前の初夏にふさわしい青春傑作ストーリー。漫画と映画、両方で味わってみてはいかが?
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