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「汚名挽回」は誤用じゃなかった? 国語辞典編纂者のツイートが話題に

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5月1日、国語辞典編纂者で『三省堂国語辞典』編集委員の飯間浩明さんが

「挽回」は「元に戻す」という意味があるので、「汚名挽回」は「汚名の状態を元に戻す」と考えられ、誤用ではない。これは『三省堂国語辞典』第7版に記述しました。『明鏡国語辞典』もやんわりとですが、誤用と決めつけられないことを記しています。「汚名挽回」の汚名挽回なるか、といったところ。
この「汚名挽回」誤用説はいつ頃から発生したか。私の知るかぎりでは、1976年の『死にかけた日本語』(英潮社)の指摘が早いです。それまで「汚名挽回」は普通に使われていたのに、これ以降、誤用説が強まり、今は肩身の狭い立場になった。この本はけっこう影響力があり、やっかいな存在です。

とツイートし、多くのリツイートを集めていた。

納得したというツイートもあれば、「汚名返上」と「名誉挽回」で対になっているのでしっくりこないというツイートや、「汚名挽回」「名誉挽回」両方OKだと挽回の意味合いがおかしくなってくるのではといったツイートなどもあり、反応はさまざま。同じような言葉に「疲労回復」があり、本来なら「元気回復」「健康回復」といった方が正しいのかもしれないが問題なく使われている、というやりとりもなされていた。

「汚名挽回」といえば『機動戦士Zガンダム』のジェリド・メサのセリフが有名で、よくネタにもされているようだが、今後は「汚名挽回でも間違いじゃない」という扱いになるのであろうか。

「的を射る」と「的を得る」でも「的」は射るもの、いや「正鵠を得る・失う」に由来するからウンタラカンタラとかいった解釈でいろいろあるみたいだが。

※画像は『Twitter』より

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記者:

元インターネット雑誌編集者。 2002年よりネットウォッチ系やサブカル系の記事を情報サイトで書いております。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。 e-mail:getnewstaka@gmail.com

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