ソフトバンクに苦情電話したら「社長につぶやいて」と言われた! 孫社長「全て私の責任」と謝罪
ソフトバンクモバイルの電波状況を改善するホームアンテナを室内に導入したものの、電波の状況があまり良くならなかった利用者X氏。
しかし、ないよりはマシと思って使っていたようなのだが、あとになって5月10日から小型基地局を無料提供するとソフトバンクモバイルが発表していたことを知ったX氏。「選択肢があるなら使い物にならないホームアンテナに12000円も払わず5/10からの無料サービスを受けるでしょ」と、小型基地局の無料提供があることを教えてくれなかったソフトバンクモバイルスタッフに不信感を持つ結果に。
さっそくX氏はソフトバンクモバイルに問い合わせをしたものの、「契約サインしたから無理」ということで、返金には応じてもらえなかったようだ。そこで「話にならんから他の人に変わって」と言ったたところ、ソフトバンクモバイルスタッフから「『Twitter』で孫社長につぶやいて下さい」と返答されたという。
X氏はソフトバンクモバイルスタッフに言われたとおり、『Twitter』で孫社長にこうつぶやいた。「電話担当の人に『話にならんから他の人に変わって』と伝えたら『Twitterで孫社長につぶやいて下さい』と言われましたので書き込みました。 12000円返してほしい! そして5/10からの無料小型基地局を申込みたい! 電波もだけどソフバンの対応を改善して下さい」。
すると孫社長はX氏に対して、「これ迄有償でホームアンテナを付けた全ての皆様へ無償にします。返金方法等詳細は、後程ツイートします」と返答。X氏のみならず、今まで有料でホームアンテナを設置してきた人たちに、全額返金をすると約束したのである。
ホームアンテナの設置費は通常の場合32000円かかるが、条件を満たしていると12000円に減額となる。しかしそれでも万単位の金額が必要なわけで、顧客のことを第一に考えるのであれば、ソフトバンクモバイルスタッフは5月10日から開始される小型基地局の無料提供についてX氏に説明するべきだったのかもしれない。
会社の性質上、権力を持つ創業社長くらいしかこのような判断を即座に出すことができないのかもしれない。しかし、こういう問題に発展する前に、顧客に対してなんらかのフォローはできたはずである。とはいえ、孫社長の柔軟すぎる対応で、結果的にソフトバンクモバイルの好感度がアップしたのは言うまでもない。
インターネット上では孫社長に対し、「禿かっこいい惚れたぜ」、「これは良い禿」、「禿かっけー」、「禿のおかげでネットもケータイも安くなった」、「禿のフットワーク軽すぎ」と賞賛の声があがっている。
画像: Twitter
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