不思議オブジェたくさん! 奇妙かわいい『pays des fees』ラフォーレ原宿ポップアップストア
東京・中野ブロードウェイにショップを構える不思議系ブランド『pays des fees』(ペイデフェ)が、ラフォーレ原宿にポップアップストアを2014年4月2日から9日まで期間限定で出店。2014年3月23日のファッションショーでお披露目された「気球」コレクションが先行発売されているのをはじめ、「虫」「ウイルス」などの既存アイテムも取り揃えており、デザイナーのりむさんが手がけた奇妙かわいい内装も見どころとなっています。
ラフォーレ1Fに出現した『pays des fees』のストア。中野のショップでも球体関節人形などが飾られて独特の雰囲気となっていますが、それを踏襲しつつも「気球」コレクションのプロモーションムービーのクレイアニメを思わせるパペットが吊るされているなど、コンセプチュアルな空間を作り上げています。
りむさんが特にこだわったという試着スペース。上には気球オブジェ、床には芝マット。鏡の下にはペーパーボックス。そして、その隣には…トイレ!?
ビオラとバジルが茂るこのトイレ、実は芸術家・芝辻ペラン詩子さんの作品。ショップ両脇に掛かっているトイレットペーパーと合わせてシュールな要素を入れてきたりむさんによると「人が多く通る前でも試着する際はひとりになる。だからこそ日常と切っても切れないトイレを置いてみました」とのこと。
通路脇にはシカとイスが…。この唐突感が『pays des fees』のおもしろさです。
「気球」コレクションの中でも人気なのは、画家・七戸優さんとのコラボワンピース。大胆なプリントでインパクトあるのはもちろん、着やすい素材で普段使いできそう。
毒のあるかわいさで支持率が高い2013年発表の「ウイルス」コレクション。中でもパンプスはすぐに完売になるレアアイテムですが、ラフォーレ原宿出店中に新たに入荷予定とのことなので、どうしても欲しいという人はお問い合わせを。
猫脚パンプス各種は、その優美なシルエットも相まってラフォーレでも手にする人が多いとのこと。高級感があってフォーマルなシーンで履いてみるのもアリです。
「実際に見て、着てもらってこそなので、ぜひ足を運んできてほしいです」というりむさんの世界が小さいスペースながら広がっている『pays des fees』のポップアップストア。一見するとガーリーながら、他のショップとはひと味違う奇妙な要素がつまっています。
新作だけでなく、雑誌『KERA』(インデックス・コミュニケーションズ)などに掲載されたアイテムも多数揃っていることもあり、ファンにとってはこれまで買い逃していたアイテムを入手するチャンス。ちょっと変わったテキスタイルが好きという人にとっても覗いてみる価値のあるラインナップなので、原宿に行く際にはぜひお立ち寄りを。
pays des fees POP UP STORE in ラフォーレ原宿
場所:ラフォーレ原宿1F limited space 「conteiner」
日程:2014年4月2日~4月9日
営業時間: 11:00~21:00問い合わせ先:
pays des fees
03-5318-9439
[email protected]
pays des fees (オフィシャルサイト)
http://pays-des-fees.com/
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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