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結局、人間の才能は幼いうちに何をしてたかで決まるという事実

結局、人間の才能は幼いうちに何をしてたかで決まるという事実

今回はれたすさんのブログ『現代版徒然草』からご寄稿いただきました。

結局、人間の才能は幼いうちに何をしてたかで決まるという事実

これをしっかりとボンクラ親連中には認識してもらいたい。子供の才能を伸ばすためには大人の最大限のバックアップが必要なのだ。 とある出来事にとてつもない敗北感を味わったのでこれを書くにいたった。

以下、幼い内ころからに始めてたからこそ、大成したという事例を列挙していこう。

イチロー

もはや野球に詳しくない人でも誰でも知っている存在だろう。 日本では8年連続3割超え、そのほとんどが3割後半のハイアベレージを記録し、大リーグ移籍後は10年連続200本安打という偉業を成し遂げ、昨年日米通算4000本安打という大記録も達成した日本を代表するスーパースターだ。

彼ははたして子供時代のらりくらりと野球と関係ない生活を送っていたか?答えはノーだ。
イチローについて書かれた本を読めばわかるが、イチローは野球選手になるため、毎日練習漬けの日々を過ごし、そしてなによりも大きいのが父親の存在だ。

彼の父親はほとんどニートみたいなもので仕事も行かずにイチローの野球の練習に付き合ったりしていて、「イチローのお父さんは一体何やってる人なの?」と同級生に疑問を持たれたほどだ。
イチローの父はイチローに対し、毎日バッティングセンターの代金を渡して通わせた。バッティングセンターで遊んだことのある人にはわかるが、バッティングセンターは決して安い値段ではない。10ゲームもすれば2000円も飛ぶし、それが毎日となればかなりの出費だ。

大人にですら出費なのだから子供に出せる金額ではない。これは親による支援がなければ絶対にできない練習プランなのだ。
子供をほっといてスーパー天才スポーツ選手になるということはない。イチローの才能は生まれつきのものではなく、育まれたものなのだ。

囲碁の世界

囲碁や将棋の世界は、もっとも学習年齢による力の差が出るといっていいだろう。幼い内に始めている人間ほど有利で棋力も成長しやすい。それは同じプロの中にあっても例外ではない。囲碁の世界では5歳から碁をはじめ、11歳でプロになった天才のような人もいるが、同じプロ同士でも小学校高学年や中学生以降に学習してからプロになった人で大成している人は少ない。

同じ子供でも本当に幼い時期に始めた人ほど成功していて、前述のように高学年などから始めた人は八段止まりや、棋戦のリーグ入りでいなかったり、トーナメントプロとしては全く活躍できていない人ばかりだ。

井山裕太

井山裕太は若干20歳で、史上最年少で名人位を獲得し、数々の最年少記録を塗り替えている若手天才棋士だ。現在24歳の彼はいまや七大タイトルのうち6つを保持する六冠で、六冠を同時に保持するのは長い囲碁史上で井山が初めての人物になる。

では彼も幼いころに囲碁とは無縁の生活をしていただろうか?これも無論ノーだ。

井山は5歳の時に父親が買ってきたテレビゲームによって囲碁を覚える。親がきっかけになった事例だ。幸運なことに、彼の祖父はアマ高段者の実力者だった。この祖父の薫陶を受けた井山はみるみると実力を身につけ、当時テレビの番組であった「ミニ碁一番勝負」という番組に出場し5人抜きをする。これが番組の解説者だった、石井邦生件の目にとまり弟子入りすることになり、幼い内からプロの手ほどきを受け成長することになる。

こうして実力が育まれた天才棋士井山は平成21年、20歳4か月で名人位を獲得する。その後の現在にいたるまでの活躍も言わずもがなで、もはや国内最強の棋士となっている。

この他にも、囲碁界には幼い内に囲碁を始めているトップ棋士が多い。トップ棋士のほとんどは幼いうちに囲碁を始めた人だ。
高学年で囲碁を始めてプロになってもトーナメントプロとしては活躍できないと言っても過言ではない。

能力が発達する年齢

ここまでで、スポーツの事例と頭脳の事例をひとつづつ挙げた。
実は能力によって、その能力が発達しやすい年齢というものがある。逆にそれ以後の年齢だと成長を期待できない時期がある。これを「臨界期」という。

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