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『ゲノムハザード』監督が西島秀俊の魅力を語り尽くす! “日韓合作”での苦労やキャスティング秘話も

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誰もが僕を騙している……! 人気俳優・西島秀俊さんが記憶を上書きされた主人公を演じ、本格的なアクションにも挑戦している最新作『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』が1月24日(金)より公開となりました。

本作の監督を務めるのは、韓国の新星、キム・ソンス監督。キム・ソンス監督は『オールド・ボーイ』『渇き』『イノセント・ガーデン』で知られるパク・チャヌクの助監督を長年務め、自身の作品も高い評価を得る実力派。今回の西島さんの出演は、監督の熱烈オファーの末、実現したそうです。

今回は、キム・ソンス監督にインタビューを敢行。西島さんとのお仕事や、日韓合作の映画へのこだわりなど色々とお話を聞いて来ました。


――『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』は日本人作家による小説の映画ですが、日韓合作になりよりスケールが大きなストーリーになっていると感じました。

キム・ソンス監督:本作は企画から携わっているのですが、まず実現するのかという思いがありました。実際に撮影が始まって、こうして作品が完成すると、この様に異なる国が力を合わせて映画を作るというフォーマットがもっと増えれば良いのになと使命感の様なものを感じています。

――ロケ地、ストーリー、俳優。日韓合作にした一番の理由は何でしょう?

キム・ソンス監督:最初は合作では無く韓国映画として脚色してみようと思っていました。でもストーリー上、韓国的では無い色や表現があったので、これは日本と共同制作することに答えがあるんじゃないかと発想の転換をしたわけです。一番苦労したのはキャスティングです。最初はイ・ビョンホンさんの様に、韓国俳優でありながら日本でも人気の方を起用しようかとも思ったのですが、やはり日本の俳優さんを使いたいと思いました。でもそれでは言語の壁がある。色々な理由で難しかったです。日本の俳優さんなら西島秀俊さんだろうと考えていたので、一生懸命“ラブレター”を書いてオファーをしました(笑)。

――西島さんの事はどんな作品で知ったのでしょうか?

キム・ソンス監督:私は北野武監督と黒沢清監督の作品が好きで、『Dolls』の西島さんがすごく印象に残っています。周りに心配されたのは、これまでの西島さんの印象だと『ゲノムハザード』のイメージと違うんじゃないかと。でも私は逆に西島さんの新たな面を引き出したいと思ったし、西島さんも新境地に挑みたいという想いがあった様です。

――現場での様子はいかがでしたか?

キム・ソンス監督:西島さんと私は同い年で誕生日も近いので友達の様に親しくなることが出来ました。好きな監督や作品も似ていて、一緒の現場はすごく楽しかったです。記者会見などで西島さんが「監督にすごく追いつめられました」と言っていますが、西島さんにとっても楽しい現場だったらいいなと思います(笑)。西島さんは映画マニアなので「あの映画の、あのシーンの、あの俳優の表情みたいに!」と指示してもすぐ理解してくれるんですよね。

――今、西島秀俊さんは女性にとても人気があって、日本一人気があると言っても過言では無いほどなのですが、男性から見た西島さんの魅力はどんな所にあると思いますか?

キム・ソンス監督:男性から見ても、仕事熱心で映画をとても愛しているという所がすごく素敵だと思います。一人の人間としても誠実で柔らかく、良いお兄さん、良い弟、良い友達になれる方だと思うんですね。人柄が素晴らしい方なので、韓国のスタッフにもすごく愛されて、今でも皆また早く会いたいと言っています。ちょっと憎い所は、西島さんは韓国の女性にもとても人気があるのに、それに気付いていないフリをしている所です(笑)。

――日本では遂に公開となり、韓国ではこれからの公開となりますが、新たな西島さんファンが増えそうですね。今日はどうもありがとうございました!

『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』ストーリー

誰が!なんのために僕の記憶を奪ったのか!ある天才科学者が駆け抜け、衝撃の真実にたどりつく5日間。
僕の名は、石神(いしがみ)武人(たけと)。ある日、自宅で殺された妻を発見する―突然、電話が鳴った。「もしもし、あなた?」その声は、傍らで冷たくなっている妻の声だった。直後に訪ねてきた、警察を騙る男たち。逃げる僕を助けたのはある女性記者―敵なのか?味方なのか?その女と逃走するうちに、僕にはある記憶が甦ってくる。
本当の僕は、韓国人でDNA研究者のオ・ジヌだった。僕は一年もの間、見知らぬ日本人として生きていたのだ。なぜ僕の記憶は奪われ、いまなにから逃げているのか?真実にたどり着くまでに残された時間は、5日間しかない……。

脚本・監督:キム・ソンス
出演:西島秀俊 キム・ヒョジン / 真木よう子 / 伊武雅刀
原作:司城志朗「ゲノムハザード」(小学館文庫)  音楽:川井憲次
提供:ハピネット 配給:アスミック・エース  2013/韓国=日本/カラー/120分

http://genomehazard.asmik-ace.co.jp

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記者:

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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