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新年の恒例行事。おみくじの起源を探ってみた

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新年の恒例行事と聞かれてみなさんが想像するものは何だろうか?ほとんどの人が初詣やおみくじを連想するのではないだろうか。かくいう記者も新年に初詣とくじ引きをおこなってきた。おみくじは一年の縁結びや学問、仕事や健康の運勢を占ってくれる面白いものである。ここではそんなおみくじの起源について紹介していきたい。

 

おみくじの語源

おみくじの語源には諸説ある。「おみ」の部分については「御御」というのが定説になっているようであるが、くじの部分については(1)串という言葉からくじに転化した説(2)抉(くく)りという結び目を解く道具からきた説(3)公のことをきめる「公事(くじ)」という言葉からきた説(4)奇なことをおこす奇し(くし)という言葉からきた説(5)鬮子(くし)(鬮(く)は中国のゲームや神事に使われた小型の円盤状のくじ。発音はクで、それに小さいの意味で子をつけた)という言葉からきた説などがある。

 

現代に伝わるおみくじの起源

現在、神社仏閣でみられるおみくじの原型は天台宗座主の慈恵大師(912~985)の創始とされている。その為、比叡山元三大師はおみくじ発祥の地とも呼ばれているようだ。

 

知られざるおみくじの影響力

古代のおみくじは現代のように恋愛や仕事などの個人の運勢を占うものではなく、政治などに利用されていたようである。歴史に名を残すおみくじとしては「日本書紀」で有馬皇子が謀反の首尾を占うためにおこなったという記述がある。それ以外にも1242年に天皇を決めるのに鶴岡八幡宮でくじ引きをしたり。足利幕府の後継者を決めるのに岩清水八幡宮でくじ引きをおこなったという逸話もある。現代のライトな感覚で行うおみくじからは考えられないくらいプレッシャーのかかるくじ引きである。

 

最近では国外向けに輸出もおこなわれているおみくじ。その由来を知って少しでもくじ引きを楽しんでもらえれば幸いである。

 

写真素材足成より引用 http://www.ashinari.com/2012/11/11-372732.php

 

※この記事はガジェ通ウェブライターの「浅川 クラゲ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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