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作家が考える「“格好いい”とはどういうこと?」

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 ビジネスで成功している人たちは、それぞれ自分なりの稼げる方法を持っているものです。そのベースになっているのは、“一生お金を稼ぎ続ける”習慣を身につけているということ。
 大物華僑に弟子入りしてビジネス哲学を学んだという大城太さんは、著書『一生お金に困らない「華僑」の思考法則』(日本実業出版社/刊)で稼ぎ続けることができる思考法を紹介しています。
 今回は著者の大城太さんと、彼が影響を受けたという中谷彰宏さんとの対談を決行! どんな話が飛び出すのでしょうか…? 今回は後編をお届けします。
(新刊JP編集部)

■激論!「格好いい」とはどういうこと!?

中谷「社長になるためにしなければいけないことは何ですかという質問が来たことがあるんだけど、その答えは無いんだよ。社長になって自分のやりたいことをしたいのか、社長になって格好が良くなりたいのかでやることが違ってくるんだよ」

大城「そこで私自身まだ分かっていないことがあって、社長になってやりたいことは言えるのですが、格好いいとはなんだろうと。どういうことが格好いいのか、その基準が分からないのですね」

中谷「それはまず、本当に格好よくなりたいかどうかだね。格好よくなくてもいいから、自分のやりたいことをするか、それとも自分のやりたいことがもし出来なくても格好いいと思われたいか、その二通りの選択肢で部屋が分かれるんだ。大城さんは、どうしますか?」

大城「私は、格好よく思われたい」

中谷「そうなったときに、今度はお金を放棄していることになるんだよ。僕が格好いいと思う人の一人にテリー伊藤さんがいるんだけど、テリーさんは車が大好きなんだよね。ただ、もちろん免許は持っているけれど、運転が下手。でもそれを言ってしまうことが格好いい。それから、いろいろなビンテージの自動車に乗りたいから、全てレンタカーなんだよ」

大城「レンタカーなんですか。それはどうして?」

中谷「それは、いろいろな自動車に乗りたいから。取っ替え引っ替え乗るには、レンタカーが一番いい。これがテリーさんのこだわりなんだよ。ただ単に自動車を持っているよりはまったく格好いいと思うね。
例えばジャガーを持っているというだけで格好いいと思うじゃない。でも、僕は乗っている時間がなくて捨てたんだよ。結局時間がなくて乗れなくて、年から年中バッテリーが上がっていたからね。でも、そうなると、持っている以上に捨てた方が格好よくなるんだよ」

大城「それができてしまう前提として、私の著書のタイトルではないですけど、『一生お金に困らない』という部分が先生の中にあるのではないでしょうか」

中谷「それはあると思うね。ゼロになってもまたスタートできるという自信はある。ゼロになっても皿洗いからのし上がっていく生き方が出来るというのは、僕の中ではそれは格好いいことだね。一生安泰よりもよほど格好いいよ。
僕はね、今でも下積みだと思っているんですよ。占い師の人にも、『やっとトンネルが抜けますよ』みたいなことを言われたことがあって、そうか今まではトンネルだったのか、と。そういう言われて少し嬉しいよね」

大城「トンネルの中にいると言われても、気にすることはないということですか」

中谷「トンネルの中にいると言われれば、『あ、今が上手くいかないのはトンネルの中だったからか』と思えるじゃない。逆に『これからトンネルに入ります』と言われたら嫌でしょう。だから、まだまだ自分は下積みなのだと解釈できるように、自分を過大に評価しないことが大切だね。
それから、もう一つは、何かでヒットしたあと、どのように二つ目の山を登るかということだね。作家にも一発屋はいるけれど、大切なのは2冊目のベストセラーを出すこと。一冊目のベストセラーって、本人の力量とは関係なく生まれるし、ブームにもなりやすいの。でも、2回目の山をどう作るかに実力が出るわけ。もし2つ目の山を登ることができたら、それは本当にコンテンツの力があるということだよ」

大城「なるほど。でも実際のところどんな場面においてもお金の不安はつきまとう人は多いです。そのとき、どのようなところにエネルギーを注ぐのかとう基準みたいなものがあれば、最後に教えてほしいのです」

中谷「やりたいことを見つけたいと言っている人の多くは、実は楽で儲かる、きれいで楽しい仕事を探しているように思うんだね。
でも、儲かる仕事をするというのは非常にリスキーなことで、いつの間にかモチベーションがお金に化けてしまうんだよ。逆に儲からない仕事だと、その仕事の中にモチベーションを見出すようになる。
ほとんどの人がやりたいことが見つからないといっているのは、探しているところが違うから。儲かって、ラクで、楽しくて、褒められて、格好いい仕事を探しているんだ。それで、たまたま楽しそうで儲かっていて格好が良い人を見つけるんだけど、実際そういう仕事の裏には地味な作業がたくさんある。それが外から見えないだけなんだよ。
だから楽しそうなところだけを探しても、入り口にも立てない。僕は何事も楽しみがりたいから、いろいろ工夫しながら楽しんで仕事をしている。それが正しい生き方だと思っているから。そういう風に生きられるようになれば、どんなことにも面白がることができると思うよ」

(了)



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