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「キレる大人」にしない子育て術

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「キレる大人」の増加要因に「生活の便利さ」

「愛する人が同じように自分を愛してくれないから」「人生が自分の思うようにならないから」。信じられないような、大人のキレた行動からの事件を耳にすることが増えました。「キレる」とは、理性が効かなくなってしまう状態のことです。

通常、キレるといえば、幼い子どもたちが思い浮かびます。「玩具を貸してくれなかったから、友だちを叩いた」「友だちとのゲームで負けて ついゲーム機をひっくり返した」など、思うようにならない時に「攻撃」もしくは「逃避」する行動は、幼児的かつ原始的(動物的)な反応パターンです。人は その幼児的反応パターンを、生活の中で徐々に違う反応パターンへと変化させながら大人へと成長していきます。

しかし、なぜ、現代は「キレる大人」が増えてきたのか?その原因の大きな一つに「生活の便利さ」があると感じています。昔は、「暑くても扇風機しかない」「夜中にお腹が空いてもお店は空いてない」「恋人と話したくても電話機は 父親が居座る居間に一台しかない」。このような状況でした。

それが今や、暑くなればクーラーがあります。夜中でもコンビニに行けば欲しいものが手に入ります。連絡はいつでも携帯電話でできます。さらには、相手がいつ既読したかもわかります。 もちろん、このような生活は便利で快適です。しかし、その反面、社会に出て必要な我慢や忍耐を手に入れる機会を失ったように思います。この我慢や忍耐がキレるパターンから卒業する基礎になります。

我慢・忍耐を必要とする場面を意識してプレゼント

親は我が子を決して「キレやすい大人へ育てたい」と思っていないはずです。そのためには、このような便利な世の中だからこそ、我が子へ我慢・忍耐を必要とする場面を意識してプレゼントしてあげることが必要です。こう言うと、「厳しい躾(しつけ)」や「スポーツを無理やりにさせる」といったことを考えがちですが、そういった手法だけではありません。「動植物を最後まで育てさせる」や「家事を一つ任せ全うさせる」、「家族の約束事を親子で守り続ける」なども忍耐・我慢の学びにつながります。

愛する我が子の我慢する顔、耐える姿を見るのは忍びないですが、幼い間は親が側にいて助けてあげることができても、いつの日か、その子は一人で社会の中で耐えていかなければいけません。なにか苦難に遭った時、キレて逃げる大人にするのか?それとも、辛いことにも耐えて笑顔で乗り切れる大人にするのか?親も子どもと一緒に少しだけ辛抱して、子どもの心に我慢や忍耐を育んであげましょう。

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