オッサンが初めて触る『Tamagotchi iD』使用記(後編)

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バンダイから発売された最新版『たまごっち』の『Tamagotchi iD』。はじめての『たまごっち』に悪戦苦闘し、1人目には早々に家出されてしまった筆者でしたが、2人目からは順調に育てられるのでしょうか?

・“たまとも”を目指せ!
2代目は心を入れ替えて育てることを決意。次に生まれた男の子の『ぱーちくっち』は、その日のうちに反抗期の『まったりっち』まで成長。最終形態のフレンド期では、忍者のような『ござるっち』になりました。「忍者なんだから手裏剣が好きなのでは?」と、遊び道具として買い与えた「しゅりけん」で遊ばせると、見慣れないアニメーションとともに文字が表示されました。こ、これは……。

『Tamagotchi iD』では、『たまごっち』とのふれあいの中で、ある条件を満たすと「た」「ま」などのキーワード『たまともサイン』が表示されます。『たまともサイン』をすべて表示させれば“たまとも”の文字になり、プレイヤーとの友だちの度合いを示す「フレン度」が最大になるとのこと。「『ござるっち』とは“たまとも”になるぞ!」と意気込んで、お世話に身が入ります。

詳しくはネタバレになるので割愛しますが、『ござるっち』と“たまとも”になるには、それほど時間がかかりませんでした。そのキャラクターが好きそうな食べ物や遊び道具を与えていくのがポイント。一定の時間が経たないと集まらない『たまともサイン』もあります。“たまとも”になった『たまごっち』はスタンプとして残り、最大11人の“たまとも”を登録できるようになっています。過去の“たまとも”と再会できる「たまともひろば」という外出先もあるようなのですが、どうやってアクティブにするのか分かりません。なかなかナゾが深い『たまごっち』ワールド。ユーザーを飽きさせない仕組みが充実しています。

・お見合いをして代替わり
フレンド期を迎えて一定の年齢に達すると、「お見合い」ができるようになります。すっかり“たまとも”になった『ござるっち』も1人では寂しかろう、と「おみあいパーティー」へ出かけてみます。

パーティーでは、お相手の候補が3人表示されます。その中に、1人目で家出してしまった『うわさっち』の姿が!迷うことなく『ござるっち』を『うわさっち』とお見合いさせてみました。うまくいけば子どもができて、『ござるっち』に家族が増えるはず……。

お見合いに成功した『ござるっち』と『うわさっち』はデートにでかけ、ふたりの思い出のシーンが走馬灯のようにアニメーションで表示されていきます。次にふたりの間に子どもが生まれ、子育てに励む『ござるっち』の姿が。やがて『ござるっち』も去り、ふたりの子ども『ぴーちくっち』が残りました。なるほど、『たまごっち』の部屋には1人の『たまごっち』しかいられないんですね。家族が増えることを期待していたので、少し残念……。こうやって代替わりを重ね、“たまとも”を増やしていくのが大まかなプレイの流れとなるのでしょう。ちなみにバンダイによると、上記の演出が見られたのはお見合いに成功し、“たまとも”が集められたためで、『たまごっち』の育て方次第で演出は変化するそうです。お見合いをする前に“たまとも”になれるように、頑張ってお世話しておきましょう。

・まだまだ遊び足りない!
3人目の『ぴーちくっち』は『ちゃまめっち』へと成長し、現在は“たまとも”目指してお世話中……というところで、返却期限がきてしまいました。

『Tamagotchi iD』同士で通信して“おみやげ”交換や通信ゲームを楽しんだり、恋愛結婚させたり、『たまともひろば』で過去の“たまとも”と再会したり……など、『Tamagotchi iD』には筆者がまだ遊びきれていないイベントが盛りだくさん。ダウンロードコンテンツの追加機能に限らず、長く遊び続けられる仕掛けとボリュームが新製品『Tamagotchi iD』の魅力になっていることを実感しました。正直、まだまだ遊び足りません。

筆者は『たまごっち』初体験でしたが、昔『たまごっち』で遊んだ方にも、カラー液晶の表現力やダウンロード機能は新鮮に楽しめるでしょう。お子さんに遊ばせる場合も、携帯電話はお父さんやお母さんが操作して、お子さんの『Tamagotchi iD』と通信させるなど、親子のコミュニケーションのきっかけにもなりそうです。「面白そう」と思った読者は遊んでみてはいかがでしょうか?

・ティップスあれこれ
最後に、筆者がほぼ1ヶ月プレイしてみて発見したティップスをご紹介しましょう。

(1)だれかと一緒に始めよう!
家族でも友だち同士でも、だれかと一緒に始めて遊んでみるのがオススメです。通信プレイも楽しめて、お世話の楽しみが倍増するでしょう。

(2)コインはスロットで稼げ!
アイテムを買うお金として使える『ごっちポイント』は、ゲームセンターへ出かけて遊ぶゲームで獲得できます。ここでは“目押し”ができるスロットマシンの『GOGOスロット』で確実に稼いでいきましょう。

(3)『たまごっち』と一緒に早起き!
『たまごっち』は朝7時に目覚めてしまうので、早起きの習慣が身につきます。時計をわざとずらして設定したりしないで、一緒に健康的な生活を送りましょう。

(4)携帯サイトはこまめにチェック!
ダウンロードコンテンツは、携帯サイトでこまめにチェックしましょう。追加したアイテムが『たまともサイン』を呼ぶきっかけになるかも?!

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宮原俊介(編集主幹) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長を務める。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

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