体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

『Windows 8.1』RTMが開発者向けに配布開始!縦書きの不具合も修正済

9日(米国時間)、Technet及びMSDNのサブスクリプション会員向けに『Windows 8.1』のRTM(製造工程向けリリース)の配布が開始されました。

当初、Technet/MSDNのサブスクリプション会員であっても、早期に入手できず、10月の一般公開(GA)を待つ必要があると発表されていました。しかし開発者からのフィードバックを受けて本日公開されたようです。

さて、筆者が『Windows 8.1』に対して最も期待していたのは“あの”致命的な問題の解消です。果たしてどうなったのでしょうか。

『Windows 8』の抱える地味で致命的な問題

『Windows 8』は操作性などの問題で物議を醸しましたが、実は、それよりも大きな問題があったのです。それは、モノ書きや漫画家の皆さんには致命的ともいえる欠陥でした。既にご存じの方もおられることと思いますが、『Windows 8』では縦書きの表示に不具合があり、縦書きにもかかわらず「…」(三点リーダー)や「―」(ダッシュ)などの記号が横に倒れてしまうというものです。

Windows 8 における縦書き表示の不具合

Windows 8 における縦書き表示の不具合

生きるか死ぬかを問う前に、文字が横に倒れてしまっているという悲惨さです。これでは、モノを書く気も起こりませんね。

マンガの例 (素材提供: OPAP-JP)

マンガの例 (素材提供: © OPAP-JP. CC-BY 2.1 JP)

やる気が出ないですね。
こんな状態では、文字入れも適当になってしまいます。

ちなみに、この問題は『Windows 8』RTMが開発者向けに公開された頃から指摘されていた問題です(参考[1][2][3])。OS内部の処理に問題があったようで、GDIを使用してフォントをレンダリングしているアプリケーションは影響を受けていました。同社製のワープロソフトである『Word 2010』などでも不具合が報告されているというのですから深刻ですね。ソフトの種類によっては安価な代替手段がなく、やむを得ず『Windows 7』を使用せざるを得ない、という状況も発生していました。

このような重大な不具合なのですから、数ヶ月で修正されるだろうと思っていたのですが、残念ながら『Windows 8』 RTMの公開から1年以上経過した今現在でも『Windows 8』はこの不具合を抱えたままとなっています。正直なところ、こんな目に見える形のデグレードを起こして、半年以上も修正しないという姿勢はどうかと思うのですが、まぁ、筆者も現役プログラマーの端くれですから、気持ちは分かる気はします。気持ちだけは……。

『Windows 8.1』で、ようやく解消

さて、「『Windows』はサービスパックがリリースされるまで有償ベータテスト」と揶揄(やゆ)されることもありますが、“実質『Windows 8』SP1”である『Windows 8.1』で、ようやくこの問題が解消されることが確実となりました。

Windows 8.1 RTM では正常に表示された

Windows 8.1 RTM では正常に表示された

1 2次のページ
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。
GetNews girl / GetNews boy

オスカー2018年晴れ着撮影会