離婚した家庭、忙しい家族がスケジュールや情報を共有するためのツール「Planiclik」

Planiclik

離婚率が50%にものぼるカナダ。モントリオール拠点のスタートアップが展開している「Planiclik」はまさにそうした事情を反映したアプリで、別居または離婚したかつての夫婦が子どもの行事や教育費などの情報をシェアできるツールだ。直接会話をしなくても、必要な情報を共有したりスケジュール管理に役立てたりすることができるというもので、忙しくて顔を合わす機会が少なかったり、コミュニケーション不足の家族にとってもお役立ちツールとなっている。

開発者によると、子どもがいながら離婚(別居)した場合、多くの人が元夫婦間でコミュニケーションの問題を抱えているという。子どもに関して連絡をとる必要があるものの直接の会話を避ける傾向にあり、中には子どもを介して連絡をとりあうケースもある。そうした状況にいる子どもが“板挟み”状態になることもあり、家族みんなのストレスを減らそうとこのアプリが開発された。

Planiclikのアカウントには登録されたメンバーがそれぞれの端末からアクセス可能で、スケジュール管理やTo do リスト、買い物リスト、出費管理の機能がある。また、それぞれの子どものプロフィールを作成でき、アレルギーの有無とその内容、服や靴のサイズ、好み、成績表などの情報を保存しておくこともできる。こうした情報共有が必要なのは何も離婚したカップルに限った話しではなく、じっくり話す時間がなかなか持てない家族の利用も想定している。

アプリは無料で、1つのアカウントを最大4人で利用できる。利用者数の制限がないPlaniclik+の利用料は月8.49ドル。

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Techable

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