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山本一太・内閣府特命担当大臣定例会見「北方領土問題キャラクターのエリカちゃんをSNSの反応を見て育てていきたい」(2013年7月2日)

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2013年7月2日11時5分頃、中央合同庁舎第4号館で山本一太内閣府特命担当大臣の記者会見が開かれました。席上では北方領土問題の広報啓発キャラクターのエリカちゃんが登場。この日より公開される動画が紹介されました。このエリカちゃんに関することに加えて、担当の知財戦略本部とクールジャパン推進会議に関連した質問をすることができましたので、合わせてご紹介します。

※詳細な大臣発言・質問・議事録は、内閣府ホームページにてご確認下さい。

※参考 山本一太内閣府特命担当大臣 閣議後定例記者会見(7月2日) ‐ ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/1372742649 [リンク]

エリカちゃん、知財戦略・クールジャパン関連の質問(抜粋)

ふじいりょう:エリカちゃんの動画についてなのですが、大臣がご熱心にPRなさっているのは承知しているのですけれど、なかなかネットユーザー・若年層には浸透していない現実もあると思います。今の動画もよく練ってお作りになられているのは分かるのですけれど、それよりもクオリティーの高い動画も沢山あるという現実がありますし、今後『Facebook』ページと『Twitter』を開設されたということで、どのような告知宣伝をされていくのかというところもお聞かせ頂ければと。

山本大臣:まず、SNSは『Facebook』も『Twitter』も今までなかったということ自体がやや時代の流れに乗り遅れているのかな、という感じなのですけれども。『Facebook』や『Twitter』の反応を見ながら、どうやったら認識を広げていけるかということを走りながら考えていきたいと思います。動画もまだまだ初歩的なものだと思うのですけれど、まずは1センチずつ積み上げていきたい。だんだんこれを中心にアピーリングなものにしていければと思います。

それからこういう柔らかいアプローチだけでなく、私も北方領土を視察するとか、自民党の研修もはじまりました。これも選挙が終わると第二弾があると思うのですけれども、少なくとも119人当選された方には全員行ってもらおうと。そういうハードなスタンダードな発信と、ソフトな子供向けの発信を組み合わせていこうと。エリカちゃんのぬいぐるみは本当にイベントで親子連れが多くなって、そういう総合力で発信をしていきたいと思います。

動画ははじまったばかりなので、クオリティーの点ではご意見があると思いますけれども、だんだん育っていくところがいいんじゃないのか。最初から素晴らしい動画でない方がかえっていいのかな、と思っています。事務局が命をかけてやると言っておりますので。

ふじいりょう:25日の会見でクールジャパン担当の稲田大臣と意見交換の場があったというお話があったかと思います。以前4月に知財戦略本部とクールジャパン推進会議の政府内での位置づけについて質問させて頂いた時に、政府内でも議論があるという旨だったと思うので、今回有識者の方々を交えてそのあたりの役割の整理についてのお話もあったのか、その中で知財本部で重点を置くポイントはどこになるのかお考えをお聞かせ頂ければと思います。

山本大臣:その時の記者会見でも申し上げたと思うのですけれど、大きな意味でいうとクールジャパンも知財戦略の一つなんですね。クールジャパンという独自の発信力を踏まえて、ある意味でいうと特出しで切り出して、それを中心にしっかりと発信していこうという組織を作り、そういったコンテンツとして外に出していこうということなので。クールジャパンはクールジャパンとして独立しているのですけれど、知財戦略の大きな意味での一環だと思っています。

ですからこの間ご意見があった問題意識も踏まえて、私も前から思っていたのですが、知財戦略本部とクールジャパンが連携を図らなければいけないということで、最初の意見交換会をやって、両方の本部員の方に出てきて頂いて、とてもいい議論ができたと思います。知財戦略の本部の方でもクールジャパンについて議論していますから、うまくコラボして。あくまでクールジャパンは稲田大臣のもとでやって頂くということでいいと思います。第一回目はなかなかよかったので、また節目でお互いどう進めていくのか、どうやって適していくのか、これからきちっと情報化していきたいと思います。

残念ながら、エリカちゃんには中の人がいます

この日は、エリカちゃんのために通常使う会見よりも広い部屋で開かれた会見。「前のエリカちゃんは大きくて運ぶのが大変だったので、かなり動きやすくなっている。足が伸びるのが特徴」と説明する山本大臣には、記者の間からも笑いが出ていました。しかし、「空気を入れて膨らませるようになっていまして、抜けばトランクに収まるようになる。今14体を製造中」と述べたあたり、「中の人がいるのかよ……」という感想を禁じえませんでした。

動画も、部屋のあちこちにこれ見よがしに北方領土が描かれているアイテムが置いてあり、わざわざそれを矢印でアピールしているという内容で突っ込みどころ満載ではあります。ユーザーの関心が集まればまだしも、まったく認知されないという事態に終わる可能性もあるので、今後の展開がどのようになるのか気になるところです。

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記者:

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: http://yaplog.jp/parsleymood/

TwitterID: parsleymood

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