10万円を2週間で貯めたければ、○○は使うな。

10万円を2週間で貯めたければ、○○は使うな。
 貯金できる人と貯金できない人の違いはとして、「財布の中から出ていくお金を把握する」ということがあげられる。自分は何にどのくらいお金を使ったのかをしっかり管理することが、貯金をする上で、大前提となるのだ。

 しかし、それだけではない。野呂エイシロウさんによれば、お金を使う場面での考え方や支払い方にもその違いが出てくるという。一体どういうことなのだろうか?
 「貯蓄出来る人と出来ない人の違い」連載第2回となる今回は、野呂さんの著書『毎日○×チェックするだけ!なぜかお金が貯まる手帳術』(集英社/刊)の中から、貯金できる人の“お金の使い方”について紹介する。

■「自分にごほうび」ではなく「自分に投資」と考える
 よく頑張った後に「自分にごほうび」と奮発して散財してしまう人がいるが、野呂さんに言わせればそれはNG。ごほうびは人からもらうもので、自分に与えるものではないのだ。では、貯金できる人の考え方はどうか。
 彼らは、どんな出費でも「明日への投資」と考える。例えば一杯のコーヒーでも、その後の三時間の仕事を捗らせるためと考えれば、効率の良い投資といえる。レストランでの食事も、明日の自分をもっと元気にしてくれるためのものと考えれば、栄養バランスのとれたメニューをオーダーするはずだ。
 どんな出費も明日の自分につながる、と考える。それがお金の貯まる人の考え方なのだ。

■クレジットカードは極力使わないようにする
 現金がない状況でもクレジットカードが一枚あれば、多くのお店で買い物できてしまう。さらに、銀行に行けば、キャシング機能でお金を借りることもできる…。こんなに便利なものはないと思っている人も多いはずだ。
 しかし、クレジットカードの穴はどこでどれだけ出費をしたのか把握しにくくなること。特に複数枚使っている人は、毎日のように請求が来る…ということになりかねない。海外旅行用に一枚くらいは残しておいて、極力使わないようにしよう。もし使う場合は、クレジットカードの支払額を把握しておくように努めることが大事だ。

■オンラインショッピングには気をつけろ
 便利なオンラインショッピングだが、「衝動買いしやすい」という穴があり、決済もクレジットカードで行ってしまうことが多い。つまり、無駄遣いしやすい構造になっているのだ。
 前述のように、貯金するときに大事なのは、どのようなことにお金を使ったかを把握すること。そのためには、その場の気分に流されずに買い物をすることが大事だ。カートに入れる前に、本当にそれが必要なのか、考えよう。

 お金を使う時に一番大切なことは、その出費が自分にとってハッピーだったかどうかだ。
 オンラインショッピングでつい要らないものまで買ってしまい、後悔しているなら、その出費はハッピーとはいえない。刹那的な消費の仕方はその場だけハッピーになれるが、後々の自分に重くのしかかってくる。

 本当に自分は無駄遣いをしていないといえるだろうか? 物を買う前に、一度立ち止まって考えてみてはいかがだろうか。意外と「無駄かも…」と思えるものが多いはずだ。
(新刊JP編集部)



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