Galaxy S 4をQi準拠のワイヤレス充電に対応させることができるQiアンテナキットを試す

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Galaxy S 4グローバル版を改造・加工不要でQi準拠のワイヤレス充電に対応させることができるQiアンテナキットを入手したのでこの記事でその使用感などを紹介します。Galaxy S 4はワイヤレス充電の国際標準規格「Qi」に対応できる機種ですが、出荷状態では利用できません。ワイヤレス充電を利用するには、別売の専用バックカバーを利用するしかないのですが、香港のショップ買物隊で写真のようなQiキットが販売されており、それをバッテリーと標準バックカバーに挟み込むようにして装着することで、Qi準拠のワイヤレス充電に対応させることができます。このキットの良いところはバックカバーが何でも良く、Flip CaseやS View Coverとの組み合わせでも使用できるという点。ただ、サードパーティのバルク品なので、純正品と同等の互換性・保障は期待できません。価格は1個3,800円。購入はこちらから(Amazonのリンクです)。今回は、手元のGalaxy S 4(GT-I9500とGT-I9505)にこのQiアンテナキットを装着してみました。結果からいうと、私が試した限り、充電等の動作に問題や不具合等はなく、ちゃんと充電できました。Qiアンテナキットはシート状の製品です。こちらは表面(バックカバーと接する面)。

こちらは裏面(バッテリーと接する麺)

上部に見える2つの端子とGalaxy S 4内部の接点(赤枠部分)に接続する形で貼り付けます。Qiアンテナの裏面には粘着テープが敷かれており、バッテリーと固定します(粘着テープを利用しないとバックカバーを装着する際にシートがズレてしまう可能性があるので、できれば使用した方が良いでしょう)。

Qiアンテナキットを装着するとこんな感じです。粘着テープによってバッテリーに張り付いているので、バッテリーと一体化します。バッテリーを外す際はQiアンテナキットも外すことになります。

今回使用した充電器はエレコム製のQi準拠の製品です。Nexsu 4の充電にも使っています。まずは電源OFFの状態で乗せてみました。USB充電のように充電中マークが表示されるのですが、表示内容はワイヤレス充電時のものに変わっています。

次に電源ON時に乗せてみました。乗せて2,3秒ほどでピコーンと音が鳴り、ワイヤレス充電開始を示すポップアップが表示されました。この動きは純正の専用バックカバーを使った時と同じです。

ちゃんと充電されているようです。

充電中の動作について。USB充電と同じように充電中は若干本体から熱が出ます。純正のQiワイヤレスキットを使ったときでも同じだと思います。まあ、壊れそうな感じの発熱ではありません。フル充電も毎回完了できています。バルク品を利用したからと言って何か問題が発生したということはありませんでした。ただし、元々、バッテリーとバックカバーは密着しているようで、そこにQiアンテナを挟み込むので、追加したキット分の厚みで本体の厚みが僅かに増します。欠点を強いて言えばその点くらいでしょう。厚みが増すと言っても(個人的には)十分我慢できる範囲です。ワイヤレス充電ができるようになることを思うと、そのメリットを上回るデメリットではないと思いました。



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