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歎異抄メモ

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テキスト:釈徹宗先生の「図解でやさしくわかる親鸞の教えと歎異抄」

釈先生が冒頭でも書かれているように、浄土教を学ぶ僧侶として修行を始めた当時から気になる書だった歎異抄。「機縁が熟していないものには、容易にこの書を見せてはならない」という誘いに、いよいよ手に取る機会を頂きました。個人的なメモ書きですが、ブログにまとめておきます。食わず嫌いの方がおられたらぜひお手にとってご覧ください。自分の信が試されますよ!!

親鸞聖人について

親鸞聖人は比叡山で堂僧を勤める。常行三昧という、ひたすら念仏を称える修行をするお坊さん。非僧非俗。いまはやりの半農半Xみたいに、半僧半俗でないところがよい。僧侶でもない。俗人でもない。自分は何者か探し求めるスタンスと、あるものを否定する反骨を感じる。

歎異抄について

たんにしょう。歎異抄とは親鸞聖人の門弟唯円さんが師から直接聞いた言葉を書き留めたもの。

唯円さんが書いた原本は存在せず、現在我々が目に触れることができるのは、蓮如さんが写したもの。全十八条、親鸞聖人から直接聞いた言葉を書き写した語録編である前半十条と、親鸞聖人没後に広まった異議(誤った解釈)を戒める後半八条の二部構成。当然のことながら全編著者である唯円さんの視点で書かれている。

後半に書かれている、教えが間違って広がっている状況、異議に歎く(なげく)書物として「歎異抄」と名付けられている。ナイスネーミング。

以下本編で気になったポイント、所感など

・第二条

そもそも地獄行き間違いなしの我ら。六道輪廻から抜けられないのではなく、地獄と表現している。

・第三条

「善人なおもつて往生をとぐ、いはんや悪人をや」。これは親鸞聖人の言葉ではなく、法然上人の言葉である…の話は脇においておくとして、善人と悪人を対比させる二項対立のアプローチが読者におまえはどっちだよ?と問いかけてくる。いよいよ仕掛けてきたなぁ!

法然上人は一紙小消息の中で「罪人なお生まるいわんや善人をや」とも言う。善人と悪人、悪人と罪人と対比させ、それぞれを定義し、思考していくことも重要であるが、決して楽しいものではない。

僕の理解は、悪人こそ救われるのか、善人こそ救われるのか?悩む必要はないということ。考えるまでもなく、我々は全員悪人であり、念仏を称える皆が阿弥陀仏に救われ、極楽に往生するのである。

善人or悪人ではなく、念仏を称えるか称えないかでしょ?
いつ称えるの?いまでしょ!あれ!?

・第五条

親鸞聖人はなき父母の追善供養のために念仏したことはない。
浄土真宗のご法事の目的は無くなった方をご縁として仏の教えを聞くということ。聞法会。

・第六条

仏さまから信心をいただく。

この辺から本格的に混乱してくる。ちょっと散歩に出て外の空気を吸おう。

念仏は自分の意志で称えているのではなく、仏さまから称えさせられているのである。
称名ではなく、聞名である。仏の「はからい」である。

聞名が腹落ちしない。聞いているのは自分が出した自分の声じゃないのか。
仏の呼び声を聞く聞名とは…

「はからい」のあたりにヒントが詰まっていそうだな。よしそうしておこう。南無阿弥陀仏

・第十三条

本願ぼこり(悪いことをしても救われるなら悪いことしちゃえ!)を批判しつつ、
本願ぼこりはあかん!という批判にも疑いの心が混ざっていると批判する、考えぬかれた思考。

好きだなぁ。

・第十四条

現生正定聚(げんしょうしょうじょうじゅ)。偏頭痛が起こりはじめてきたぞ…
でもこれ絶対テストに出そうだな…

阿弥陀仏の本願を信じるなら念仏せずに臨終を迎えてもすみやかに往生できる。
他力の信心が決定したときに往生は定まっている。おまえはもう往生している!?

他力の信心が決定しているかどうかはどうしたら理解るのでしょうか?
それは我々が理解るものではない、我々のはからいではなく、仏のはからいなのである?ってこと?
決定しているかどうか迷わなくなったら決定しているとなる?

・第十六条・第十七条

辺地(へんじ)。他力往生がかなわなかった自力の人がいく辺地があると。イギリスにストーンヘンジあるけどちゃうよね…。辺地とは極楽浄土の一部なのか?往生できなければ、また苦しみの世界(地獄餓鬼畜生修羅人間天界)六道輪廻に戻るのでは?

だいぶ頓珍漢な読書メモになってしまいました。近いうちに原文に触れながら理解を深めようと思います。体調がすこぶるいい時に!

ふ〜。しかし歎異抄を読むことはある意味、行ですね… 南無阿弥陀仏

○連載:ITビジネスマンの寺業計画書

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松島靖朗:彼岸寺

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